コナー・マクレガー The Notorious

FIGHTER INFO

RECORD
WinLoseDraw
22 6 0
ファイトボーナス
技能賞7
敢闘試合賞2
KO賞1
関節技賞0
PROFILE
出身 Ireland, Dublin
スタンス Southpaw
年齢 35
身長 175.3 cm
体重 70.3 kg
リーチ 188 cm

UFC CAREER STATS

SLpMSApM全打撃数有効打クリンチテイクダウンサブミッション
5.32
4.66
797
of 1413
56.4%
599
of 1204
49.75%
145
of 164
88.41%
5
of 9
55.56%
1

BIOGRAPHY

コナー・マクレガー
ニックネーム:ザ・ノートリアス
出身地:アイルランド・ダブリン
階級:ライト級




彼のスタイルを好むと好まざるとにかかわらず、コナー・マクレガーについて否定できないことが1つある――彼のような存在は今まで一度もUFCにいなかったということだ。

彼が突然UFC界に現れて2年、マクレガーはあらゆる議論の対象となってきた。一方で彼はそのビッグマウスを、MMAの技術とファンを引きつける才能――大半は声援を送り、一部はこてんぱんに打ちのめされることを望んでいる――によって裏付けている。

ラスべガスで開催されたUFC 189で、彼はチャド・メンデスをノックアウトするという誓いを守り、フェザー級暫定王座を獲得。パウンド・フォー・パウンドのキングに挙げられたジョゼ・アルドとの王座統一戦に持ち込んだ。

UFC内でのマクレガーの上昇は、2年強の期間で達成されている。2014年7月にダブリンのUFCファイトナイトでディエゴ・ブランダオンをノックアウトした彼から目をそらすことは不可能だった。彼はそこで、高らかにこう叫んだ。「オレたちは参加するために来てるんじゃない。支配するためにいる」

彼と大勢のファンはそれを実現した。マクレガーは2011年2月から2015年1月まで13連勝を挙げており、その最後はデニス・シヴァーをノックアウトしている。直後にオクタゴンのフェンスを乗り越えて、最前列に座っていたアルドを挑発。彼の王座挑戦を否定するものは何もなくなった。

それはすぐにでも実現するかと思われた。2人は共にワールドツアーに参加したが、試合まで1カ月ほどに迫ったところでアルドが肋骨(ろっこつ)のけがにより、欠場を余儀なくされてしまう。

マクレガーは失望しながらも動じることなく、メンデスを止めて暫定王座を手に入れると宣言。それが正真正銘の王座だと主張した。最初のラウンドでは苦戦し、背中から落ちて右目の上を切ったが、反撃に転じる。第2ラウンドでもテイクダウンを喫するが、立ち上がり、疲労したメンデスにパンチでとどめを刺した。

このファイトはMGMグランド・ガーデン・アリーナに1万6,019人のファンを集めるという記録を作り、720万ドルのゲート収入を生み出して、マクレガーの集客力を証明した。彼の地元のアイルランドからは3,000人のファンがラスベガスに押し寄せ、大興奮のまま帰っていったという。

18勝2敗というマクレガーの記録は、UFCでの6勝0敗を含んでいる。これまでにノックアウト勝ちが16回、サブミッション勝ちが1回あり、第1ラウンドフィニッシュは12回。

まさに自身の宣言通り、全てを支配しようとしている。




ファイターとしてのトレーニングを始めたのはいつ? きっかけは?
ガキの頃、素手で格闘する時に身を守れるように始めたのさ。

どんなランクやタイトルを持っていますか?
元UFCライト級王者、元UFCフェザー級王者(返上)、ケージ・ウォリアーズのフェザー級王者、ケージ・ウォリアーズライト級連続王者、ブラジリアン柔術茶帯。

ヒーローはいますか?
いないね。でも、すべての人、すべてのものからインスピレーションを受けている。オレは現役王者、元王者、本物のライバルや夢を追う連中、ハードワーカー、ドリーマー、ビリーバー、達成者からインスピレーションを得ている。

あなたにとってUFCとは?
誰にとってもここで戦うのは生涯の夢だよ。思い描く力、確固たる信念の力をオレに示してくれている。これはまだ始まりさ。

大学には行きましたか?
いや。素手での格闘ならマスター級だけどな。

ファイターになる前の仕事は?
配管工を1年やってた。辞めてからはずっと格闘家の夢を追っている。

アマチュア時代の成果は?
ボクシングの王者。

プロでの成果は?
2階級制覇だ。MMAのプロになってから、3.5秒でKO勝ちしたこともある。

格闘技での実績は?
柔術茶帯。

得意なグラップリングテクニックは?
リアネイキドチョークだ。

得意な打撃テクニックは?
ニー。




●プロデビューは2008年
●ノックアウト勝ち19回、サブミッション勝ち1回(RNC)
●第1ラウンドフィニッシュは14回
●過去21戦で18勝、過去6戦で3勝
●アマチュア時代の戦績は1勝0敗
●ディアスとの2戦、セラーニ戦はウェルター級で戦った
●UFCで2つのタイトルを同時に保持した最初のファイターで、2階級制覇は史上3人目
●2017年にフロイド・メイウェザー(2022年に殿堂入り)とボクシングのマッチに臨んだ