【注目株】UFC 218:ジャスティン・ウィリス

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UFCファイトナイト・グラスゴー:ジェームス・マルヘロン vs. ジャスティン・ウィリス【スコットランド・グラスゴー/2017年7月16日(Photo by Josh Hedges/Zuffa LLC/Zuffa LLC via Getty Images)】
UFCファイトナイト・グラスゴー:ジェームス・マルヘロン vs. ジャスティン・ウィリス【スコットランド・グラスゴー/2017年7月16日(Photo by Josh Hedges/Zuffa LLC/Zuffa LLC via Getty Images)】
試合の日程が迫る中でマルチン・ティブラとの対戦に合意したUFC 208では健康上の問題から試合前日に棄権せざるを得なかったジャスティン・ウィリスだが、その後7月に開催されたファイトナイト・グラスゴーではジェームス・マルヘロンを相手にユナニマス判定での勝利を収めている。

“ビッグ・プリティ”の異名を持つ30歳のウィリスはアメリカン・キックボクシング・アカデミーを代表するファイターであり、今週末に開かれるUFC 218ではアレン・クラウダーと対峙してUFC2連勝を目指している。

同じくUFC 218に参戦するドミニク・レイエスと同様に、ウィリスも総合格闘技(MMA)の世界に足を踏み入れる前に大学でフットボールに勤しみ、サンノゼ州立大学でディフェンシブラインの一角を担っていた。ヘビー級の中でも大柄でありながら驚くほどの可動性と機敏性を兼ね備えた5勝1敗のウィリスは、マルヘロンとの一戦ですでにポテンシャルを示しており、ライトヘビー級王者のダニエル・コーミエやルーク・ロックホールド、元ヘビー級チャンピオンのケイン・ヴェラスケスらと共にトレーニングを積んでから臨む今回の試合では前戦を大きく上回るパフォーマンスを発揮するかもしれない。

ヘビー級の下層は常に流動しており、何度か力を示すことができればトップ15に上り詰めて大きなインパクトを与えることも可能だ。グラスゴーでその第一歩を踏み出したウィリスがここでまた歩みを進めることができれば、そう遠くないうちにランク入りを果たす未来が見えてくる。
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