“ブレスト時代”到来! ホロウェイがアルドを撃破してタイトル防衛

UFC PPV コメント 試合結果
UFC 218:マックス・ホロウェイ vs. ジョゼ・アルド【アメリカ・ミシガン州デトロイト/2017年12月2日(Photo by Josh Hedges/Zuffa LLC/Zuffa LLC via Getty Images)】
UFC 218:マックス・ホロウェイ vs. ジョゼ・アルド【アメリカ・ミシガン州デトロイト/2017年12月2日(Photo by Josh Hedges/Zuffa LLC/Zuffa LLC via Getty Images)】
日本時間12月3日(日)、アメリカ・ミシガン州デトロイトのリトル・シーザー・アリーナでUFC 218が開催され、メインイベントでフェザー級王者マックス・ホロウェイがランキング1位につける元チャンピオンのジョゼ・アルドを迎え撃ち、初の防衛戦に挑んだ。

開始直後からジャブを打ち込んでいくホロウェイに対し、少し距離を取りたがったアルド。踏み込んでくるホロウェイにワンツーを当てると次第に前に出るようになったが、ホロウェイの方が少し余裕の表情を見せる。パンチを避けられて手数が減ったアルドに“かかってこい”とジェスチャーするホロウェイはヘッドキックをヒットさせ、ボディにも鋭いパンチを打ち込んでいった。

第2ラウンドに入るとアルドも足技を繰り出し、ジャブを当てながらボディも狙っていく。ホロウェイはアルドにプレッシャーをかけつつ、有効打を重ねたが、アルドに数発の蹴りを入れられた。それでも、アルドのペースアップに合わせるかのように、スピードを上げたホロウェイは回し蹴りをヒットさせ、身体を近づけると飛び膝蹴りを浴びせる。

ダメージを受けて若干ペースが落ちかかったアルドに対し、ホロウェイがまたも挑発の仕草を見せた第3ラウンドはホロウェイのスピード感のある打撃を食らったアルドが必死に手数を増やしていくも、ホロウェイの鋭いコンビネーションがアルドを捕らえ始め、さらに連打を続ける。たまらず組み付いたアルドはグラウンドゲームに持ち込もうとしたが、ホロウェイにマウントポジションを取られ、パウンドの嵐を浴び、防戦一方となったところでレフェリーが止めに入って万事休す。ホロウェイが12連勝でタイトル防衛を果たした。

フェザー級タイトルマッチ 5分5ラウンド
○マックス・ホロウェイ vs. ジョゼ・アルド●
3ラウンド(4分51秒)TKO

マックス・ホロウェイ


「まあつまり、こうなるってことさ! アルドに心からのリスペクトを。とてつもないテクニシャンだけど、今はブレスト時代だからね。新しいものが始まったんだ。ものすごい強烈なキックを入れてこられたけど、テストに合格した感じかな。彼を苦しめられたと思う。今日はハワイ対ブラジルの戦いだった。俺のブラザー、ヤンシー(メデイロス)も今日はやりやがったからな。俺も自分の仕事を果たしたまでだ。みーんな、カップケーキ(愛しい奴ら)さ。大好きだぜ。新しい味も楽しみだけど、とりあえず全部食べてからだな」
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