開始からしばらくは様子見が続き、先に動いたのはサンダース。プレッシャーをかけながらワンツーを当て、スーカムタスの反撃を受けつつも前に出る姿勢は変わらない。スーカムタスも攻撃のチャンスを狙うが、ケージに押し込まれて身動きが取れず。
第2ラウンドもサンダースが早めに仕掛けていったが、互いのパンチが交差した直後、右フックを放ったスーカムタスの一撃でサンダースがダウンを喫し、この好機にスーカムタスがパウンドの連打を浴びせる。サンダースが反撃できないと判断したレフェリーが止めに入って試合終了となり、スーカムタスがTKO勝利を挙げた。
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— UFC Japan (@ufc_jp) December 10, 2017
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バンタム級マッチ 5分3ラウンド
●ルーク・サンダース vs. アンドレ・スーカムタス○
2ラウンド(1分06秒)TKO
アンドレ・スーカムタス
「今はものすごくうれしくてたまらない。前回の試合で負けた後、どうなるかまったく分からなかった。養っていかなきゃいけない子供もいるし、妻もいるのに、僕は試合に負けて夫としての仕事がまったくできていなかった。今回の試合は直前のオファーでフルキャンプができていなかったし、エネルギーをどこで使うか選んでいかないといけなかったから、一度のパンチにありったけのパワーを込めることにした。1月には試合に戻りたい。ボストンかノースカロライナのカードに入れたらいいけど、でも今日は自分の仕事を果たせたことがとにかくうれしい。彼はとてもアグレッシブだったし、テイクダウンを取りにきた。何度か強烈な打撃も食らったけれど、いけると思っていた」