スチュワートの乱打戦をギロチンチョークで制したマルケス

UFCファイトナイト コメント 試合結果
UFCファイトナイト・ウィニペグ:ジュリアン・マルケス vs. ダレン・スチュワート【カナダ・ウィニペグ/2017年12月16日(Photo by Josh Hedges/Zuffa LLC/Zuffa LLC via Getty Images)】
UFCファイトナイト・ウィニペグ:ジュリアン・マルケス vs. ダレン・スチュワート【カナダ・ウィニペグ/2017年12月16日(Photo by Josh Hedges/Zuffa LLC/Zuffa LLC via Getty Images)】
日本時間12月17日(日)、カナダ・マニトバ州ウィニペグのベルMTSプレイスにてUFCファイトナイト・ウィニペグが開催され、ミドル級のジュリアン・マルケスとダレン・スチュワートが対戦した。

打ち合いでスタートした後、スチュワートがテイクダウンを成功させるも、すぐに立ち上がったマルケス。スチュワートがケージに追い込んだマルケスに連打を見舞っていった後、マルケスも膝を入れて反撃したが、ダブルレッグから再びスチュワートがテイクダウン。しかし、押し込まれたマルケスもエルボーなど強打を放ってスチュワートにダメージを与えている。優位なポジションをキープしたスチュワートがマルケスの背後にまわってチョークを仕掛けたが、ここもマルケスが退けてブレイク。お互いに有効打を稼ぐ激しい攻防戦、ラウンド終盤にはマルケスがキムラからアームバーを狙っていったが、フィニッシュには至っていない。

第2ラウンドではマルケスがスチュワートの首を取ってチョークを仕掛け、その間にも膝とエルボーで攻めていく。何とか耐えたスチュワートはお返しとばかりに強烈なパンチを見舞い、ダウン一歩手前まで追い詰めたが、どちらもタフさを発揮して倒れない。両者とも相当に疲れた様子だが、打ち合いをやめずに前に出続け、ラウンド中盤に再びスチュワートの首を取ったマルケスがチョークを決めてタップを引き出し、一本勝ちをもぎ取った。

ミドル級マッチ 5分3ラウンド
○ジュリアン・マルケス vs. ダレン・スチュワート●
2ラウンド(2分42秒)サブミッション(ギロチンチョーク)

ジュリアン・マルケス


「初めてのUFCで勝利なんて信じられない気分だ。今回の試合のためにトレーニングを積んできたけど、対戦相手が変わったからゲームプランもすべて変えないといけなかった。パンチをもらってすぐ、“よし、これでいこう”と思った。ノックアウトされるほどのパワーを感じなかったから、このまま揺さぶり続けようと決めたんだ。でも相手がスタンドを好まず、そのタイミングでチョークが決まった。激しい攻防で相手をノックアウトできれば最高だったけど、勝てるんだったらとにかく勝とうと思っていた。次の相手は問わない。トップになりたいだけ。自分が新人なのは分かっているし、すぐに(タイトルをかけた)試合ができるとは思っていないけれど、自分が求める試合を聞かれればそれだけ。それ以外は誰が来ようと次のステップに過ぎない」
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