日本時間1月15日(月)、アメリカ・ミズーリ州セントルイスのスコットトレード・センターでUFCファイトナイト・セントルイスが開催され、フェザー級のマッズ・バーネルとマイク・サンチアゴが対戦した。
開始直後、バーネルがタックルを仕掛けてサンチアゴを抱え上げ、テイクダウンを奪う。対するサンチアゴはマウント状態から脱した後、バーネルの首を締めあげてギロチンを狙うもタップを引き出すまでには至らなかった。その後もマウント状態での攻防が続く。
次のラウンドに入ると徐々にバーネルが主導権を握るようになり、序盤はサンチアゴにテイクダウンを奪われて不利な体勢から打撃を浴びてしまったが、そこから立て直してサンチアゴの背後を取ると強烈なパンチを繰り出していく。チョークを狙う場面も見られたがサンチアゴも必死に耐える。
互いに疲れが見え始めるが、バーネルは前に出てサンチアゴに組み付くと休まず打撃を打ち込んだ。サンチアゴも最後まで反撃するが手数はバーネルに及ばず、攻撃に耐えたところで試合終了となり、判定の結果、3名のジャッジは全てバーネルの勝利を支持した。
フェザー級マッチ 5分3ラウンド
○マッズ・バーネル vs. マイク・サンチアゴ●
判定3-0(29-28、29-28、29-28)
マッズ・バーネル
「UFCで初勝利を挙げられて本当にうれしい。サンチアゴのことは尊敬している。彼はホンモノの戦士だし、タフな試合だった。今日はレスリングが成功のカギだったと思う。相手よりも自分の方がかなり重かったと思うし、それをアドバンテージとして生かせた。これがUFC初勝利、もっと改善し続けて次の相手が誰だろうとフィニッシュするつもりだ」