ボフニャクがデイビスに判定勝ち

UFC PPV コメント 試合結果
UFC 220:カイル・ボフニャク vs. ブランドン・デイビス【アメリカ・マサチューセッツ州ボストン/2018年1月20日(Photo by Jeff Bottari/Zuffa LLC/Zuffa LLC via Getty Images)】
UFC 220:カイル・ボフニャク vs. ブランドン・デイビス【アメリカ・マサチューセッツ州ボストン/2018年1月20日(Photo by Jeff Bottari/Zuffa LLC/Zuffa LLC via Getty Images)】
日本時間1月21日(日)、アメリカ・マサチューセッツ州ボストンのTDガーデンを舞台にUFC 220が開催され、カイル・ボフニャク対ブランドン・デイビスのフェザー級マッチが行われた。

試合が始まると両者とも前に出ようとしつつ、相手の出方を見るために牽制し合う。ボフニャクがフットワークを生かしてオクタゴンを移動する一方で、デイビスはどっしりと構えて動きを見守った。数発のジャブを打ち合った後、ボフニャクがシングルレッグからデイビスをケージに押し込み、テイクダウンを仕掛けたがデイビスの防御にあってダウンを奪えず。それでも、優位な体勢を保ったボフニャクがデイビスを倒し、逃げられそうになった場面でも組み付きを解かずに食らいついた。

次のラウンドはややペースが落ち、ボフニャクがステップを踏みながらリズムをつかむ流れは変わらなかったものの、見合う時間が増えて動きは少ない。ただ、ボフニャクが前に出て打ち込もうとするとデイビスがすかさず連打を返し、デイビスは余裕の笑みすら浮かべていた。デイビスが裏拳を放とうとしたタイミングでボフニャクにテイクダウンを仕掛けられたが大事には至らず、ボフニャクがタックルして第2ラウンドが終了。

引き続き笑顔を見せるデイビスの挑発に付き合わず、自らの戦いに集中するボフニャクはテイクダウンを狙ったり、ジャブを打ち込んだりとデイビスを攻め続けるも、距離を縮めればデイビスに反撃されてしまい、思うような展開に持ち込めない。それでも最後まで攻め続けたボフニャクがジャッジ全員の支持を受けて白星を勝ち取った。

フェザー級マッチ 5分3ラウンド
○カイル・ボフニャク vs. ブランドン・デイビス●
判定3-0(29-28、29-28、30-27)

カイル・ボフニャク


「もちろん最高の気分さ。UFCで1勝2敗だ。今回の試合が運命を左右することは分かっていた。プレッシャーがすごくて、勝たないといけないのも分かっていた。勝てなかったら、かなりの確率でクビだっただろうし。それは望んでいなかった。自分は優れたアスリートだと思っているし、自分のポテンシャルをフルに発揮しないといけない。これまでも少しは垣間見せられていたと思うけれど、1試合を通して確実にすべてを示さないといけなかった。自分のペースをキープする必要があったし、打撃戦を望んでいたけど、今回の試合はそうならなかった。相手は優秀なストライカーだし、ムエタイのコーチだ。予想していたよりも長かったし、グラウンドもしっかりカバーされていた。自分のタイミングを図りながらレベルを変えて、フェイントも仕掛けてスマートな戦いをしないといけなかった。今年、もう1試合したい。戦って新しい契約にサインしたい。そうなるよう願っている」

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