試合開始の合図と同時に前に出たフォントは右のアッパーカットを繰り出した直後にタックル。これを退けたアウメイダはケージに押し込まれながらも打撃を放ち、数発を食らったものの、時間をかけずに難を逃れている。以降はお互いに有効打を奪い合う流れとなった。
第2ラウンド開始直後、フォントの右がアウメイダにクリーンヒットし、衝撃を受けたアウメイダがダウンを喫する。ノックアウトかと思われたものの、すぐに立ち上がったアウメイダが反撃し、ギリギリのところでピンチを脱出。まだ足元がふらついていたが、それでもアウメイダは前に出続け、鋭いジャブを当てていく。しかし、フォントが右のアッパーカットからハイキックをヒットさせるとアウメイダの抵抗が止み、パウンドを浴びせたところでレフェリーが止めに入って試合終了。
フォントが2ラウンドで上位ランカーのアウメイダをノックアウトするアップセットを成し遂げた。
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— UFC Japan (@ufc_jp) January 21, 2018
トーマス・アウメイダ🆚ロブ・フォント pic.twitter.com/KNtPcv877O
バンタム級マッチ 5分3ラウンド
トーマス・アウメイダ vs. ロブ・フォント
2ラウンド(2分24秒)TKO
ロブ・フォント
「彼は戦士。きっと復活するよ。まさに凶暴な相手だし、最初は少しやけになってしまった。彼に勝ったんだから、これでランキングはトップ10入りのはず。今回は大金星だ。彼は速いし、打撃も強い。完全なスタッドさ。いつも最初の2分間はやけになってしまう。それが何なのかは分からない。アマチュアの時からずっとそう。試合を通して落ち着き、さらに成長できたと思う。でも、すべてがスムーズにいったし、勝てた。今はゆっくりしてリラックスしたい。ただ、アルジャメイン・スターリングに勝てたらこれまた俺にとっては大金星になるだろうね」