キッシュにスプリット判定勝ちしたジヨンがUFC初勝利

日本時間1月28日（日）、ノースカロライナ州シャーロットのスペクトラム・センターでUFCファイトナイト・シャーロットが開催され、女子フライ級のジャスティン・キッシュとキム・ジヨンが対戦した。

開始の合図を聞いて手を合わせた後、キッシュが距離を詰めていったところにキムがジャブを打ち込む。ステップを踏みながらリズムを作るキムはキッシュのストレートをアゴに食らってしまうが持ちこたえ、自らも相手の顔面に拳を当てていった。

第2ラウンドは2人とも早めに攻撃を仕掛け、どちらかが前に出た瞬間から数発を打ち合う展開に。今回がUFCで2戦目となるキムはキッシュのローキックをかわしながらジャブを中心に組み立て、一方のキッシュはハイキックやボディショット、足元など全体的に攻めて有効打を稼いでいる。

大きな展開のないまま迎えた最終ラウンド、キムが積極的にパンチを繰り出し、フットワークを生かしながら前に出て行くも、キッシュもスキを突いては有効打を重ねた。

フルラウンドの末、キムがスプリット判定でUFC初勝利を飾っている。

女子フライ級マッチ　5分3ラウンド
●ジャスティン・キッシュ vs. キム・ジヨン○
判定2-1（29-28、28-29、27-30）

キム・ジヨン

「UFCの初勝利を遂げられてうれしいです。（キッシュは）ストライカーですが、私もそうなので、最高のマッチアップだと思いました。フライ級では初めての試合でしたし、今回の勝利はかなり大きいです。スコアカードについては心配していませんでした。自分が勝ったと確信していたので。UFCではまだ新人ですし、これが初勝利なので、次にUFCが用意してくれる相手と戦う覚悟はできています」