日本時間2月4日(日)、ブラジル・ベレンのマンゲイリーニョ・アリーナにてUFCファイトナイト・ベレンが開催され、オープニングマッチでフライ級ランキング14位につけるデイブソン・フィゲイレードとジョセフ・モラレスが対戦した。
開始直後、フィゲイレードが回し蹴りを出したところにモラレスが組み付いてケージ際に追い込むも、逆にフィゲイレードにテイクダウンを奪われてしまう。それでも、フィゲイレードがマウント状態のモラレスに鉄槌を見舞ったものの、モラレスは巧みな足さばきでそれを防いだ。しばしマウントでのこう着状態が続き、レフェリーから促されてスタンディングでの仕切り直しとなった直後、モラレスの前蹴りに対するフィゲイレードの左カウンターパンチが顔面にヒットしてモラレスはダウン。すかさずフィゲイレードはギロチンを狙うがモラレスも必死に耐えて第1ラウンドは終了した。
第2ラウンドも序盤はマウントでの攻防となり、第1ラウンドと同様にフィゲイレードが優位に試合を進める。残り30秒を切るタイミングで、フィゲイレードのカウンターがまたもモラレスにヒットしてダウンを奪い、今度は強烈なパンチの連打を浴びせたところでレフェリーストップとなり、フィゲイレードが見事2ラウンドTKO勝利を飾った。
勝ったフィゲイレードは地元ブラジルで連勝記録を14に伸ばし、ここまで9連勝だったモラレスはキャリアを通して初黒星を喫している。
フライ級マッチ 5分3ラウンド
○デイブソン・フィゲイレード vs. ジョセフ・モラレス●
2ラウンド(4分34秒)TKO