UFC 221見どころ:石原「もう負けたくないし、負ける姿も見せたくない」

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UFCファイトナイト・ジャパン:公式計量に臨む石原“夜叉坊”暉仁【日本・東京/2017年9月21日(Photo by Jeff Bottari/Zuffa LLC/Zuffa LLC via Getty Images)】
UFCファイトナイト・ジャパン:公式計量に臨む石原“夜叉坊”暉仁【日本・東京/2017年9月21日(Photo by Jeff Bottari/Zuffa LLC/Zuffa LLC via Getty Images)】
2016年のUFCデビューから2連続ノックアウト勝利を遂げ、痛快な試合っぷりとやんちゃなキャラで人気を博した石原“夜叉坊”暉仁。その後、2連敗を喫したものの、必勝を期して臨んだ昨年のUFCファイトナイト・ジャパンで金的攻撃に苦しみながらロランド・ディに判定勝ちを収め、白星街道に戻ってきた。今回から階級をバンタム級に下げて、現在3連勝中と好調なホセ・キノネス(メキシコ)と対戦する。

白星の後というタイミングでの階級変更について石原は「前回の勝利でオレはUFCで闘っていけると感じた。ただ、オレは勝ったり負けたりするような選手では終わりたくない。もう負けたくないし、負ける姿も見せたくない」からこその決断だったと語る。

対戦相手のキノネスについては「オレと同じで距離を取って闘いたいタイプ。これまで学んできたプレッシャーのかけ方、集中力、ガードの大切さを生かして闘う。1つのミスが負けにつながるのがUFC。そんな見方でオレの試合を楽しんでみてほしい」と分析している。

チーム・アルファ・メールに拠点を構えて早2年、じっくりと鍛練を積んできた石原は「この間、自分が何をやりたいのか、どうなりたいのかを明確にすることができた」と語り、目標をアジア人初のUFCチャンピオンに定めている。

この試合のあとはロサンゼルスからサンディエゴ、メキシコと下り、現地のジムで練習しながら楽しむ旅を計画しているという夜叉坊。晴れ晴れと世界を闊歩(かっぽ)するためにも、ここはスカ勝ちで決めたいところだ。

【文 高橋テツヤ】
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