小指負傷でフィニッシュならずも判定で白星を得たビック

UFCファイトナイト コメント 試合結果
UFCファイトナイト・オースティン:ジェームズ・ビック vs. フランシスコ・トリナウド【アメリカ・テキサス州オースティン/2018年2月18日(Photo by Josh Hedges/Zuffa LLC/Zuffa LLC via Getty Images)】
UFCファイトナイト・オースティン:ジェームズ・ビック vs. フランシスコ・トリナウド【アメリカ・テキサス州オースティン/2018年2月18日(Photo by Josh Hedges/Zuffa LLC/Zuffa LLC via Getty Images)】
日本時間2月19日(月)、アメリカ・テキサス州オースティンのフランク・アーウィン・センターでUFCファイトナイト・オースティンが開催され、ライト級のジェームズ・ビックとフランシスコ・トリナウドが対戦した。

序盤、ビックが足技で仕掛けるとトリナウドもボディに蹴りを打ち込むが、高身長のビックが立て続けにハイキックを食らわせ、強打でトリナウドをダウンさせたものの、スキをついて背後にまわったトリナウドがテイクダウンを成功させて反撃。グラウンドゲームに強いトリナウドがチョークを仕掛けたが、ビックがうまく抜け出してスタンディングに戻り、再び打ち合いの展開になる。

身長差を生かして戦略を組み立てるビックは第2ラウンドでも要所でハイキックを浴びせながらタイミングを図るが、決めどころなく第3ラウンドに突入した。トリナウドは長い足を蹴り出すことで相手を近づけさせないビックに手こずりながらも時折、ジャブを打ち込んで有効打を重ねている。

判定にもつれ込んだ結果、3名のジャッジはいずれもビックの勝利を支持した。

ライト級マッチ 5分3ラウンド
○ジェームズ・ビック vs. フランシスコ・トリナウド●
判定3-0(29-28、29-28、29-28)

ジェームズ・ビック


「第2ラウンド終盤に指を脱臼(だっきゅう)してしまった。キックを食らってブロックしたんだけど、指が逆に向いちゃって。相手に見られたのは分かっていたから、すぐに元に戻して戦い続けたんだ。テキサスではこれが4戦目で一度も負けていない。慎重も高いし、フィニッシャーだから誰も俺とやりたがらない。グラップリングが得意だろうと打撃が得意だろうと、誰がきたって俺の方が上だ。紛れもない記録だし、UFCで俺の記録以上の成績を残している人の名前はきっと言えないと思うよ。ハビブ(ヌルマゴメドフ)やトニー(ファーガソン)に何かあれば俺はいつでも準備オーケーだ。彼らが戦ってきたヤツらは倒したし、俺の方が楽勝だった」
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