日本時間2月25日(日)、アメリカ・フロリダ州オーランドのアムウェイ・センターでUFCファイトナイト・オーランドが開催され、オープニングマッチでバンタム級のアルバート・モラレスとマニー・バミューデスが対戦した。
開始の合図と同時に前に出たモラレスは早々に右の強打をクリーンヒットさせるも、打たれたバミューデスがそのままテイクダウンに持ち込み、マウントポジションから三角絞めを仕掛けていく。体勢は入れ替わったものの、モラレスの左手を捕らえて離さないバミューデスがサブミッションを狙って決めにかかったが、モラレスが耐えしのいだ。難を逃れたモラレスはケージに追い込まれながらもうまく切り返してテイクダウンを奪い、パウンドを浴びせていったものの、バミューデスにマウントポジションを取られてラウンド終了を告げるホーンを聞いた。
第2ラウンドもモラレスが積極的に攻めていくが、バミューデスがクリンチからモラレスを引きずり倒す格好でチョークが決まり、耐えきれなかったモラレスがタップして試合終了。バミューデスがデビュー戦を白星で飾り、無敗記録を更新すると同時にキャリア通算12勝目を挙げた。
バンタム級マッチ 5分3ラウンド
●アルバート・モラレス vs. マニー・バミューデス○
2ラウンド(2分33秒)サブミッション(ギロチンチョーク)
マニー・バミューデス
「1月に試合をしたばかりでキャンプまで3日間しか間がなかった。ゲームプランはいつもやっていることをやる。ハードかつ速く動くことだった。相手が経験を見せつけて、距離を取りながらタイミングをうまく使っていたから、最初のラウンドはタフだったけど、第2ラウンドは相手がもたついていたからギロチンを決めて仕留めた。俺にはネコ並みの反射神経があるし、序盤に相手に捕らえられた時だって、グラウンドでやるべきことをやらないと、と思っていた。そういう時も、ただ休んでいるなんてできないんだ。それでも、彼はすごい相手だったし、敬意を表したい。次はベニート・ロペスとやりたい。彼は3ラウンドの判定でアルバート(モラレス)に勝ったけど、俺はアルバートをフィニッシュした。どうなるか楽しみだ」