オットーがTKO勝利、パイルは引退試合で黒星

UFC PPV コメント 試合結果
UFC 222:マイク・パイル vs. ザック・オットー【アメリカ・ネバダ州ラスベガス/2018年3月3日(Photo by Jeff Bottari/Zuffa LLC/Zuffa LLC via Getty Images)】
UFC 222:マイク・パイル vs. ザック・オットー【アメリカ・ネバダ州ラスベガス/2018年3月3日(Photo by Jeff Bottari/Zuffa LLC/Zuffa LLC via Getty Images)】
日本時間3月4日(日)、アメリカ・ネバダ州ラスベガスのT-MobileアリーナにてUFC 222が開催され、ウェルター級のマイク・パイルとザック・オットーが対戦した。

スピード感のあるオーバーハンドを繰り出すオットーに対し、パイルは様子を見るように少し距離を取っていたが、オットーが右の強打をクリーンヒットさせてダウンを奪い、そのままパウンドを浴びせていく。しばらくは耐えていたパイルだったが、防戦一方となり、反撃できないと判断したレフェリーが試合終了を告げた。

引退を表明して今回の試合に臨んだパイルは試合後、「今回のキャンプは最高だった」と語り始めるも涙をこらえきれず、思いが言葉にならなかった。

オットーもオクタゴンインタビューで「パイルはこの階級のパイオニアだった」と称えている。

ウェルター級マッチ 5分3ラウンド
●マイク・パイル vs. ザック・オットー○
1ラウンド(2分34秒)TKO

ザック・オットー


「予想していた形とはいかなかったけど、結果はその通りだった。攻撃を組み立てる上で自分のジャブをもっと使おうと思って試合に臨んだけれど、いざ試合になると何もかもが速かったから、順応してフィニッシュを狙ったんだ。今回の試合に挑むにあたり、フィニッシュすることがとても重要だった。UFCと2度目の契約をしたばかりだったから、この試合で自分の力を証明したかった。マイクは間違いなくレジェンド。俺たちの階級のパイオニアだし、MMAのパイオニアでもある。だから、彼の最後の試合で自分が戦えたことは名誉だ。自分のキャリアで最大の勝利だと思っているから、ランキングとかそういうことは何も心配していない。とにかく最高のパフォーマンスを発揮して、自分にできる力を見せたい。今日はそれができたと思うし、また試合に臨んで自分の力を見せる時が待ちきれない。ミルウォーキーのカードに入れてもらってそうできればいいんだけどね。出たいんだ。ミルウォーキーにはものすごい大きなMMAコミュニティがあるし、地元で戦えたら最高でしょ!」
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