ライトヘビー級で見るべき人物は誰なのかをジョーダン・ジョンソンがUFC 222で証明してみせたのと同様、マゴメド・アンカラエフにとっても今週末にロンドンで開催されるイベントが自らの力を示す機会になりそうだ。
ダゲスタン共和国出身のアンカラエフはアマチュアのキャリアを6連勝で締めくくった後、10勝0敗の記録を打ち立ててきた。過去3戦でフィニッシュを飾っており、その相手にはロシアのベテラン選手マキシム・グリシンやUFCで活躍した経歴のあるワグナー・プラドらがいる。
UFCで初試合を迎えるアンカラエフが対峙するのはスコットランドのポール・クレイグ。プロになってから初めて喫した2連敗からの巻き返しを狙うクレイグは、サブミッションの名手であり、今回の一戦によってアンカラエフがUFCライトヘビー級にふさわしいファイターであるかどうかが明るみに出るだろう。