ロバーツが強烈左フックでエンカンプを一撃

UFCファイトナイト コメント 試合結果
UFCファイトナイト・ロンドン:ダニー・ロバーツ vs. オリベル・エンカンプ【イギリス・ロンドン/2018年3月17日(Photo by Brandon Magnus/Zuffa LLC/Zuffa LLC via Getty Images)】
UFCファイトナイト・ロンドン:ダニー・ロバーツ vs. オリベル・エンカンプ【イギリス・ロンドン/2018年3月17日(Photo by Brandon Magnus/Zuffa LLC/Zuffa LLC via Getty Images)】
日本時間3月18日(日)、イギリス・ロンドンのO2アリーナでUFCファイトナイト・ロンドンが開催され、ウェルター級のダニー・ロバーツとオリベル・エンカンプが対戦した。

開始直後は互いに相手の動きを見ていたが、まずはロバーツがローキックで揺さぶりをかける。エンカンプはハイキックを繰り出していくが、ロバーツの打撃を受けてタックルに切り替え、ケージ際に押し込み、膝蹴りを入れて反撃の一発を食らわせた。しかし、組み付きが解かれた直後、ロバーツのパンチを予測したエンカンプが顔をそむけようとしたところに左フックがクリーンヒット。ロバーツが追い打ちのパウンドを仕掛けにいくも、エンカンプのダメージ(おそらく失神)を確認したレフェリーが試合終了を告げた。

ウェルター級マッチ 5分3ラウンド
○ダニー・ロバーツ vs. オリベル・エンカンプ●
1ラウンド(2分12秒)KO

ダニー・ロバーツ


「今は世界の頂点に立った気分。この結果を得られたことは、自分にとってこれを上回るものはそれほど多くないから、本当にスペシャルだ。ここは俺が育った場所。今の自分があるのはイギリスが育ててくれたようなものだから、ここに戻ってきて、ファンのみんなにふさわしいパフォーマンスを披露し、彼らの愛と応援を感じられたことは刺激的だった。イギリスでは今やものすごく強力なチームになったから、その一員でいられることをうれしく思っている。ダイナミックなファイターがたくさん集まっているし、俺もそうだけど、ダレン・ティルやレオン・エドワーズなんかもいる。それぞれがパワーと能力を持っているけど、チームとして世界で最も大きいスポーツのひとつをこの国で確立させられているのはいいことだと思う。俺たちのほとんどがウェルター級だけど、この階級はスタックしているから、30試合を戦っても同じ国の出身者と一度も戦わないってこともあるはずだ。そうする必要なんてあるか? 俺はないと思う。次はリバプールに行けるといいんだけどね。リバプールでないとダメだ。タイミング的には現実的だし、俺の地元だからきっといけるさ、行こうぜ!」

オリベル・エンカンプ

「今はちょっと悔しい。自分はスロースタート気味になるから、相手の感じをつかんで波に乗るのに少し時間がかかる。ゲームプランは序盤の膝蹴りで相手の様子を見ることだったけど、相手が出だしから激しくて、トライした時につかまってしまった。2分じゃ俺には足りない。第2ラウンドになればいつも良くなるんだ。自分の試合を分析したいから、戻って何回か見てみる。それから、次に向けて取り組むべきところについて話し合うつもりだ。でも、アクティブであり続けたいから、また試合に戻るのにそう長い時間を待ちたいとは思わない」
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