ナマユナスが防衛成功! イェンドジェイチェクに打ち勝つ

UFC PPV コメント 試合結果
UFC 223:ローズ・ナマユナス vs. ヨアンナ・イェンドジェイチェク【アメリカ・ニューヨーク州ブルックリン/2018年4月7日(Photo by Jeff Bottari/Zuffa LLC/Zuffa LLC via Getty Images)】
UFC 223:ローズ・ナマユナス vs. ヨアンナ・イェンドジェイチェク【アメリカ・ニューヨーク州ブルックリン/2018年4月7日(Photo by Jeff Bottari/Zuffa LLC/Zuffa LLC via Getty Images)】
日本時間4月8日(日)、アメリカ・ニューヨーク州ブルックリンのバークレイズ・センターにてUFC 223が開催され、セミメインイベントで女子ストロー級王者ローズ・ナマユナスが元女王で挑戦者のヨアンナ・イェンドジェイチェクを迎えて防衛戦に臨んだ。

開始の合図と同時にリズムに乗ったイェンドジェイチェクはナマユナスとの距離を詰めていく。ナマユナスは相手の出方を見ながらも、ローキックを入れるなど落ち着いている様子。残り1分30秒を過ぎたタイミングで一気に前に出たナマユナスが右の強打をヒットさせ、さらに左のジャブも当てている。ラウンド終了10秒前にはペースアップした両者が打ち合うも、決定打には至らず。

5ラウンドのバトルを見据えてペースをコントロールする2人は第2ラウンドもやや様子見の状態だったが、ナマユナスがスピードに乗ってワンツーで近づき、左フックを当ててイェンドジェイチェクを追い込みにかかる。一方のイェンドジェイチェクもガードを固めつつ、組み付かれた際には左膝を入れて抵抗している。

次のラウンドが始まってすぐ、ナマユナスの右拳がイェンドジェイチェクをとらえたかに見えたものの、当のイェンドジェイチェクは“効いていない”と笑顔を見せた。徐々にペースを上げるイェンドジェイチェクはヘッドキックを織り交ぜながら要所で有効打を稼ぐ。ナマユナスも手数は減らしていないが、テイクダウンに持ち込むタイミングを探っているようだった。

目の周りにダメージを負うイェンドジェイチェクだが、その影響を感じさせないスピードを見せ、ナマユナスの打撃を浴びても相変わらず余裕の表情。対するナマユナスはやや疲れたのか、手数が減ってしまっている。

互いの健闘をたたえて臨んだ最後のラウンドはナマユナスがギアをひと段階上げ、強力なジャブを打ち込んでいく。ステップを踏んでリズムを取リ続けたイェンドジェイチェクの足が止まり始めたが、ナマユナスも攻めどころを見つけられずに手数が減り、時間は残り1分に。終盤、ナマユナスがテイクダウンを取ったものの、フィニッシュにはつなげられず、試合終了のホーンが鳴った。

ジャッジはユナニマス判定でナマユナスの勝利を支持し、リベンジを狙った元チャンピオンのイェンドジェイチェクを退けてナマユナスが初防衛を成功させている。

女子ストロー級タイトルマッチ 5分5ラウンド
○ローズ・ナマユナス vs. ヨアンナ・イェンドジェイチェク●
判定3-0(49-46、49-46、49-46)

ローズ・ナマユナス


「今回はテクニカルな試合ができずにごめんなさい。少し重かったけど、仕事は果たせたから、すべてよし。彼女は間違いなく、世界でトップのキックボクサーだけど、私はトップの1人であるパット・バリーとトレーニングしている。彼女(イェンドジェイチェク)は前回、原料がきつかったんだと思うし、それが試合に影響していたんだろうけれど、今回の結果は私の方が上だってことを示しているはずよ」
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