このスポーツにおいて最も将来が嘱望される女子選手の一人であり、UFCのロースター全体でも最も期待されているファイターであるアスペン・ラッドは、10月にリナ・ランズバーグを第2ラウンドで沈め、UFCで初めての勝利を飾った。
カリフォルニア州フォルソム出身の23歳であるラッドはキャリア初期に6勝0敗をマーク。うち5勝は試合時間終了の知らせを待たずに終えている。Invicta FC時代は激しい競争に身を置き、アマンダ・クーパー、ケリー・マクギル、ジ・アルティメット・ファイター(TUF)シーズン26で活躍したシジャラ・ユーバンクスらから白星を挙げ、昨年秋にオクタゴンデビューを果たした。
2試合目を迎えるラッドは手堅いベテランであるレスリー・スミスを相手にバンタム級で自らの力を証明するチャンスを手にしている。スミスのように洗練され、確かな評価を得ている選手はあらゆる若手にとって対峙すべき、そして倒すべきファイターだ。この一戦を通して勢いを維持できれば、ラッドにはトップ10入りを遂げ、今年後半に大きな試合が組まれる可能性が生まれてくる。