バンタム級の中でも最も将来を期待されているファイターの一人であるリッキー・シモンは、デイナ・ホワイトのチューズデーナイト・コンテンダーシリーズ第5週でドノバン・フリローとの激戦を制してUFCに向けて歩み始めた。フリローとの試合で戦歴を9勝1敗としたシモンは3連勝も達成しており、さらに2勝を遂げたところで今週末にメラブ・ドバリシビリと対戦すべくオクタゴンへの招きを受けている。
3月にヴィニシウス・ザニを59秒でノックアウトしてLFAバンタム級のタイトルを防錆したばかりのシモンだが、昨夏に契約を逃しているだけにケージへ上がるチャンスを断る気はなかったようだ。
一方のドバリシビリは昨年12月にフレズノでUFC初戦を飾ったものの、フランキー・サエンツとの試合は判定負けに終わった。この敗北で記録がストップするまでドバリシビリは6連勝をマークしており、再び上昇気流に乗ろうとしていることに間違いない。
現在のバンタム級には多くの才能があふれ、競争が激化している。デビュー戦でドバリシビリを倒すことができれば、シモンの名はこの階級で上を目指していく若き戦士たちの中にとどまることができるだろう。
