アルセのRNCにテイムルがタップアウト

UFCファイトナイト コメント 試合結果
UFCファイトナイト・ユーティカ:フリオ・アルセ vs. ダニエル・テイムル【アメリカ・ニューヨーク州ユーティカ/2018年6月1日(Photo by Josh Hedges/Zuffa LLC/Zuffa LLC via Getty Images)】
UFCファイトナイト・ユーティカ:フリオ・アルセ vs. ダニエル・テイムル【アメリカ・ニューヨーク州ユーティカ/2018年6月1日(Photo by Josh Hedges/Zuffa LLC/Zuffa LLC via Getty Images)】
日本時間6月2日(土)、アメリカ・ニューヨーク州ユーティカのアディロンダック・バンク・センターにてUFCファイトナイト・ユーティカが開催され、フェザー級のフリオ・アルセとダニエル・テイムルが対戦した。

出だしは双方とも様子見状態で大きな展開はなく、アルセのパンチをアゴに食らいながらも“効いていない”とジェスチャーして見せたテイムルは相手をケージ際に押し込んだ後も少し距離を取った場所から勢いをつけて飛び込む打撃を繰り出し続けた。

インターバル中、セコンドにつくコーチから相手がスローだと指摘され、自分のペースで行けとアドバイスを受けたアルセは第2ラウンド開始と同時に前進していくが、テイムルもペースアップして手数を増やす。テイクダウンを狙って組み付くテイムルを攻めあぐねていたアルセは有効打の数こそ多いものの、正確性はテイムルと同等だった。

自分のペースに持ち込みたいアルセは相手のローキックを防ぎ、倒れたテイムルにパウンドを浴びせた後、グラウンドゲームに持ち込んで背後を取ると、三角絞めで体を固定したアルセがチョークで締め上げてフィニッシュ。弟ダビッドに続いて白星を狙ったテイムルだが、たまらずタップアウトした。

フェザー級マッチ 5分3ラウンド
○フリオ・アルセ vs. ダニエル・テイムル●
3ラウンド(2分55秒)サブミッション(リアネイキドチョーク)

フリオ・アルセ


「今はルーキーの気分で成長中だ。モンスターぞろいの階級でスタートしたばかりだし、このまま続けて次の対戦相手と戦うのを楽しみにしている。こういう試合ができると次のコマに進める気がする。まずはコンテンダーシリーズで勝つことに集中し、それからボストンでダン・イゲと戦ってきたけど、今回の勝利で実際に俺の存在を知らしめられたと思う。俺はニューヨーク出身。ベイサイドのクイーンズエリアにいる。マディソン・スクエア・ガーデンでボクシングをする前にはキックボクシングでもその舞台に立ったことがあるから、ニューヨークでMMAの試合もできたなんて最高だ。できればUFCがまたこの街に帰って来る時には自分もカードにいられるようにしたい。地元で戦いたいからね」
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