オリベイラが一瞬のタイミングを見極めて勝利を飾ったこの試合、序盤は両者とも打撃で牽制しながら相手の隙をうかがっていた。少し時間が経過したところで攻めに出たグイダが右ストレートを繰り出し、オリベイラもカウンターを狙うが互いに空を切る。しかし、オリベイラはそこで動きを止めずにグイダへ追撃し、グイダの右側頭部へパンチを当てるとグイダの体勢が傾き、それを見逃さなかったオリベイラがすかさずギロチンを狙って一気に首を締め上げ、グイダからタップを引き出し、1ラウンドでフィニッシュを決めている。
ライト級マッチ 5分3ラウンド
●クレイ・グイダ vs. チャールズ・オリベイラ○
1ラウンド(2分18秒)サブミッション(ギロチンチョーク)
チャールズ・オリベイラ
「常にトレーニングしているからね。試合がなかったからハードにトレーニングしていたわけじゃないけど、常にトレーニングを積んで準備はしている。UFCファイターとして、俺の仕事は試合に備えておくことだからな。クレイ・グイダはフルキャンプをやっていたし、自分よりもしっかりと準備ができていたけど、だからといって怖気づいたりしない。自分の仕事が何たるかは分かっている。前回の試合は落としたから、ここで結果を残さないといけないのは分かっていた。クレイはこのスポーツのレジェンドだし、今回の彼との対戦で俺が見せたパフォーマンスが注目されることを願っている。次の試合については自分の母国、自分のファンの前でやりたいからブラジルがいい」
#UFC225 👊💥
— UFC Japan (@ufc_jp) June 9, 2018
クレイ・グイダ🆚チャールズ・オリベイラ戦より📺 pic.twitter.com/A3Z9WaBcBc