1月初め、LFA(レガシー・ファイティング・アライアンス)で2連続でのヘッドキックによるノックアウトを決めたカーティス・ミレンダーはUFCとマルチファイトの契約を結び、その2週間後にウェルター級の元タイトルチャレンジャーであるチアゴ・アウベスを相手にデビュー戦を飾った。
キャリアで初めて経験する光あふれる大舞台でも絶対的な落ち着きを保ったミレンダーは、アウベスの顎に完璧な膝をたたき込んでフィニッシュを決めた。今週末、7連勝の波に乗るミレンダーは自分と同じくカリフォルニアを拠点とするマックス・グリフィンと対戦する。
身長190cmのミレンダーはリーチの長さを武器にし、素早く鋭いジャブとあらゆる高さへのキックでライバルのリズムを崩して懐に飛び込ませない。同じことをグリフィン戦でも再現し、連勝記録を伸ばしてラスベガスを後にできれば、5年のプロキャリで15勝を挙げているミレンダーの前にトップ15への扉が開かれるだろう。