ロメロとコスタが11月にニューヨークで対峙

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UFC 225:公式計量セレモニーに登場したヨエル・ロメロ【アメリカ・イリノイ州シカゴ/2018年6月8日(Photo by Josh Hedges/Zuffa LLC/Zuffa LLC via Getty Images)】
UFC 225:公式計量セレモニーに登場したヨエル・ロメロ【アメリカ・イリノイ州シカゴ/2018年6月8日(Photo by Josh Hedges/Zuffa LLC/Zuffa LLC via Getty Images)】
ミドル級においてヨエル・ロメロとパウロ・コスタほどのインパクトを対戦相手に与えてきたファイターは数少ない。日本時間2018年11月4日(日)にニューヨークで開催されるUFC 230では、この2人の最も苛烈なフィニッシャーたちの激突がマディソン・スクエア・ガーデンを揺るがすことになるだろう。

UFC 230では同じくミドル級からランキング5位のジャカレ・ソウザとランキング7位のデビッド・ブランチが相まみえる。

ブラジルのファイターであるコスタは7月にユライア・ホールをノックアウトし、UFCで4度目のフィニッシュを決めると同時に2度目の技能賞(パフォーマンス・オブ・ザ・ナイト)を受けている。これまでUFCで対戦してきた相手は全て第2ラウンド終了までに沈めており、“ジ・イレイサー”の名にかなう戦いを見せてきた。そんなコスタの12勝0敗というパーフェクトな記録も、11月に対戦するランキング1位のロメロの前では危機にあると言えるだろう。レスリングのキューバ代表としてオリンピックで銀メダルを獲得したことのあるロメロは、リョート・マチダ、クリス・ワイドマン、ルーク・ロックホールドらをほふりながらミドル級のトップクラスに上りつめてきた。

一方、この秋にタイトル射程圏内を目指すのがミドル級の2人のベテラン、ブラジルのソウザとニューヨークのブランチだ。ソウザは過去5戦で3勝を挙げており、ビトー・ベウフォート、ティム・ボーシュ、デレク・ブランソンをノックアウトしてきた。対するブランチはここ13戦で12勝を記録し、4月には対チアゴ・サントス戦を第1ラウンドで終えて技能賞を与えられている。
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