前回の対戦がノーコンテストに終わった両者の試合はアルバレスが積極的に打撃を放ち、ポワリエがそれに応戦する形で展開。着実に有効打を稼いでいくアルバレスがポワリエのローキックを受けて一瞬、バランスを崩しかける場面もあったが、倒れることなく持ちこたえた。第1ラウンドを終えてボディへの有効打はアルバレスが圧倒している。
#UFCファイトナイトカルガリー
— UFC Japan (@ufc_jp) July 29, 2018
因縁の対決・・・💥 pic.twitter.com/KYkMsPkXBO
インターバルを経て迎えた第2ラウンドは相手に裏拳を当てたアルバレスがテイクダウンを狙っていったところ、ポワリエが首を捕らえて仕留めにかかったが、アルバレスがうまく難を逃れた。再びアルバレスのテイクダウンからポワリエがギロチンチョークを仕掛ける展開を見るも、防御したアルバレスがマウントポジションを取ってパウンドを浴びせる。
しかし、アルバレスがポワリエの肩に垂直エルボーを食らわせたのを見たレフェリーがブレイクを指示。スタンディングに戻って再開されると、前回同様に激しい打撃戦が繰り広げられたものの、ポワリエの膝蹴りを受けた直後に左のカウンターをまともにくらったアルバレスがケージ際に追い込まれ、勝機と見たポワリエが猛攻を仕掛けていく。踏みとどまったアルバレスも懸命に打ち返すが、疲れも激しく、ポワリエの連打を浴びて万事休す。膝が崩れたところでレフェリーが試合終了を告げ、因縁の2人の対決はポワリエに軍配が上がった。
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やはり激しい打撃戦👊👊👊
その結末は・・・💥 pic.twitter.com/SjdZgF0viW
【メインイベント】
ライト級マッチ 5分5ラウンド
●エディ・アルバレス vs. ダスティン・ポワリエ○
2ラウンド(4分05秒)TKO
ダスティン・ポワリエ
「ダラスでこいつと対決してマジでイライラさせられたのに、辞めると言うために戻ってきやがった。俺は絶対に辞めない。これが俺の生業だ。これのために毎日生きているんだからな。俺は心の底からファイターだ。絶対に辞めない。そんな話は聞くのさえうんざりだ。試合が終わった後、エディが“やつらがお前を立たせた”と言ってきた。まるで、そのせいで俺が勝ったみたいに。垂直のエルボーは打つなってことだ。ダウンしている相手に膝を打ち込まないのと同じようにな。気分良くいけた。今までで一番落ち着いていたんじゃないかな。俺は若くてベテランだ。ここがホームのように感じている。4回続けてチャンピオンを倒した。これ以上、何をすればいい? ハビブ(ヌルマゴメドフ)よ、どこにいる?」