【メインイベント】
アレクサンダー・グスタフソンが5ラウンド1分7秒でグローバー・テイシェイラをKO
アレクサンダー・グスタフソン
「グローバーは本当にタフな男だ。俺のホームであるストックホルムで彼と戦えたことをすごく誇りに思っている。彼は打たれ強い、本物のファイターだ。痛みをいとわず、前に出続けるんだ。彼は強くて重厚なファイター。俺には彼と足を止めて打ち合うことはできなかった。足を使ってポイントを重ねる必要があった。あの瞬間まで、しっかりと時間をかけたんだ。観客は素晴らしかった。ホームでの試合はいつだって俺のキャリアのハイライトだ。いつもスウェーデンとヨーロッパのファンたちに大きなサポートを受けている。この勝利は俺が今回のキャンプに費やしたすべてに対する褒賞だ。キャンプとは全ての犠牲と毎日のハードワークそのもの。だからホームのファンの眼前での勝利は俺にとってご褒美そのものなんだ」
【セミメインイベント】
ヴォルカン・オーズデミアが1ラウンド28秒でミシャ・サークノフにKO勝利
ヴォルカン・オーズデミア
「初めての試合は衝撃だった。UFCで戦うことは衝撃だったんだ。だけどあの試合の後、俺の頭の中で多くの変化があった。何をしなくてはならないかは分かっている。自分のキャリアに集中しているし、今後もそれに100%集中し続けるつもりだ。人々が俺を疑うのはこれが2度目。アンダードッグになるのは問題がない。おかげで皆が間違っていることを証明するための大きなモチベーションが生まれるからな。試合の結果が全てさ。他に何があるんだ。俺は欧州で戦ってきたから、ここの人間は俺のことを知っている。友人や家族が俺をサポートするために集まってくれた。試合をするには最高の場所だよ。次だって? ジミ・マヌワとやりたいね」
ミシャ・サークノフ
「試合を良い気分で迎えられたんだ。あっという間の出来事だった。打ち合いに臨んだところでもらってしまった。それだけのことさ。俺は間違いなく復活する。戻ってトレーニングを再開して、ここから何が起こるのか見たいんだ」
ペーター・ゾボタが2ラウンド2分29秒でベン・サンダースにTKO勝利
ペーター・ゾボタ
「今はすごくハッピーだ。ベン・サンダースのようなすごい実績のファイターを相手に初めての公式なKOを記録できたことは素晴らしいこと。俺のキャリアでも最大の勝利だ。この試合に向けてすごくハードにやってきた。ATTでトレーニングを始めてプーケット・トップチームに行き、最後はドイツに戻って総仕上げをした。これまでで最強だって感じることができた。ずっとトレーニングをしているし、常に強くなり続けている。いつかこれ以上強くなれないと感じたらそれが引退の時だけど、今はまだどんどん強くなっている。俺は金のために戦ってはいない。俺は格闘家で、自分がどこまでいけるか見てみたいんだ。今年はトップ10入りを果たしたい。ポーランドは俺の母国だ。俺はポーランドで生まれたんだ。だから今年後半にあるグダニスク大会に出たいと思っている。まだセミ・メインイベントのカードが決まってないはずだ。俺がうってつけだろう」
オマリ・アフメドフがアブドゥル・ラザク・アルハサンにスプリット判定勝利
オマリ・アフメドフ
「勝てて素晴らしい気分だが、コンビネーションの打ち合いの際に一つミスを犯していたように感じている。一発逃したパンチがあったが、あれこそが俺のチャンスだったと思うんだ。それ以外は良い気分だ。次は階級を上げて戦いたい。このレベルで体重を維持し続けるのはすごくキツイ。階級を上げたらどうなるのか、その可能性を探ってみたい。スウェーデンで戦うのは最高だ。雰囲気は驚きだし、ストックホルムの人たちはすごくフレンドリー。俺にとってヨーロッパが戦うのに最高の場所なんだ」
アブドゥル・ラザク・アルハサン
「もっと手数が出せたはずなのにそうしなかった。自分にがっかりだ。彼はタフなファイターだ。なぜって俺は全力で彼を殴ったからね。これで彼は復活できないだろうって感じるパンチを何発か当てたけど、そうはならなかった。戻ってこのミスを繰り返さないようにトレーニングを再開したい。負けるのは最悪だからね」
ノーディン・タレブがオリベル・エンカンプにユナニマス判定勝利
ノーディン・タレブ
「良い気分だ。自分のパフォーマンスに完全に満足しているわけではないが、まずは勝利が重要。やるべきことをやれた上での勝利を、チームと家族に捧げたい。次はトップ15の誰かと戦いたい。試合を消滅させないためにこの試合を受けたんだ。その意味でも相手に名乗り出てくれたエンカンプにも感謝したい。デビュー戦で俺と戦うのは容易ではなかったはずだが、彼はそれを敢えてやった。だが、次は俺にとって上に繋がるトップ15かトップ10の誰かと戦いたい」
オリベル・エンカンプ
「自分のテクニックやパフォーマンスに俺は批判的なんだ。彼が前に出続けたことで差がついてしまった。もっと反撃するためのカーディオを得るためには長いキャンプが必要だ。彼はパワーパンチャーで俺を打ち合いに誘って来たから、俺はタイミングを注意深く探る必要があった。だけど、一番驚いたことはあの場所がどれほど楽しいのかってことだ。UFCで戦うことを想像すると、そこはでかくてとてもおっかない場所だけど、実際オクタゴンに上がるとすごく良い気分。サイコーの時間を過ごせたし、ファンのサポートは驚きだった。またやりたいって感じるんだ」
ジャック・ハマーソンが1ラウンド2分0秒でアレックス・ニコルソンにTKO勝利
ジャック・ハマーソン
「これ以上の気分はないよ。スウェーデンのみんなの前で1ラウンドKOだ! でき過ぎだよ! 入場するまではナーバスだったけど、中に入ったら観客のエネルギーにアゲてもらえた。俺はこの世界の人間だってね。この瞬間を一生忘れないだろう。次はもっと上のランクの相手と戦う必要がある。2カ月ぐらいでまた試合をして、良い勝ち方をしたいと思っている。今日この場に来てくれたファン、遠くから来てくれたファンにはそのサポートに感謝したい。すごく、すごくハッピーだ。皆のサポートなくしてこんなことはできなかった。本当にありがとう」
アレックス・ニコルソン
「彼はすごい仕事をしてのけた。素直に認めるよ。これからどうするかって? 俺は大丈夫だった。あそこで本当のところ効かされたわけではなかったんだ。だけど俺は自分をしっかり防御できていなかったから、不平を言うことはできない。彼がやるべきことをやった。おめでとう」