UFC 231:ホロウェイが防衛成功! オルテガは耐えるもドクターストップ

UFC PPV UFCファイトナイト 試合結果
UFC 231:マックス・ホロウェイ vs. ブライアン・オルテガ【カナダ・オンタリオ州トロント/2018年12月8日(Photo by Josh Hedges/Zuffa LLC/Zuffa LLC via Getty Images)】
UFC 231:マックス・ホロウェイ vs. ブライアン・オルテガ【カナダ・オンタリオ州トロント/2018年12月8日(Photo by Josh Hedges/Zuffa LLC/Zuffa LLC via Getty Images)】
日本時間12月9日(日)、カナダ・オンタリオ州トロントのスコシアバンク・アリーナにてUFC 231が開催され、メインイベントでフェザー級王座をかけてチャンピオンのマックス・ホロウェイと挑戦者ブライアン・オルテガが対戦した。

緊迫感の漂う中、落ち着いた様子で試合を迎えた王者ホロウェイは序盤から細かくジャブを放ってオルテガにプレッシャーをかけていく。オルテガはホロウェイの動きを見ながら少し距離を取った位置でタイミングを図り、テイクダウンを仕掛けていったが、それを退けてスタンディングに戻し、リズムをつかんだホロウェイは相手の攻撃を避けながら要所で有効打を稼いだ。

第2ラウンドに入ってもホロウェイが主導権を握り、強力なストレートでオルテガにダメージを与えている。オルテガも打たれては返す粘りの戦いを披露しており、反撃のチャンスを忍耐強く待った。形勢逆転の気配を見せたのは第3ラウンドだ。オルテガの打撃がホロウェイを捕らえ始め、ケージ際に追い込んだ後にはテイクダウンから首を取りにいく場面を作る。ただ、ホロウェイも危険を察知して窮地を脱し、ペースを奪わせることはしない。

一時は勢いを取り戻したかに思われたオルテガだったが、疲れも見える第4ラウンドはホロウェイに押される場面が多く、相当の有効打を浴びてしまった。それでも、驚異の忍耐強さを発揮したオルテガはホロウェイの強打に屈せず踏ん張り続けた。

しかしながら、インターバル中にドクターチェックを受けたオルテガの状態を踏まえ、試合はその場で終了が宣言されたため、ホロウェイがTKOで防衛を果たした。

【メインイベント】
フェザー級タイトルマッチ 5分5ラウンド
マックス・ホロウェイ vs. ブライアン・オルテガ
4ラウンド(5分00)ドクターストップによるTKO

マックス・ホロウェイ


「これのラウンドが勝負だって言ったんだ。オルテガには心からの敬意を。最高のファイターだ。2人ともヘビー級にいくまでお互いに戦い続けるんじゃないかな。UFCを地元に連れていきたい。行こうぜ、ハワイに。今回の試合に向けて言ってきたように、ここでやられようが防衛しようが、ライト級に上げるか、それかブラザーの“地球上最恐の男”と言われるダニエル・コーミエとやってもいいぜ。何だってやる。そのためにいるんだからな。やろうぜ!」
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