バラト・カンダレに出場停止処分

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UFCファイトナイト上海:公式計量セレモニーに登場したバラト・カンダレ【中国・上海/2017年11月24日(Photo by Brandon Magnus/Zuffa LLC via Getty Images)】
UFCファイトナイト上海:公式計量セレモニーに登場したバラト・カンダレ【中国・上海/2017年11月24日(Photo by Brandon Magnus/Zuffa LLC via Getty Images)】
米アンチ・ドーピング機構(USADA)は現地17日(月)、禁止薬物が検出されたバラト・カンダレ(31歳/インド・マハラシュトラ州)がUFCアンチ・ドーピング施策違反により2年の出場停止処分を受けたと発表した。

2018年7月23日に実施された競技外検査でカンダレから外因性のボルデノンおよびその代謝産物、タモキシフェン代謝副産物の陽性反応が検出された。ボルデノンは蛋白同化剤に属する非特定物質であり、タモキシフェンはホルモンおよび代謝モジュレーターに属する特定物質にあたる。これらの薬物は世界アンチ・ドーピング機構(WADA)の禁止リストを採択するUFCアンチ・ドーピング施策の下、使用が常時禁止されている。

USADAのトラビス・T・タイガートCEOは次のように述べている。

「UFCアンチ・ドーピング・プログラムは運動能力向上薬の使用を阻止することを目標としており、オクタゴンでアドバンテージを得るために禁止された運動能力向上薬を使用する者を特定し、その責任を負わせるものである。本プログラムが成長と革新を続ける中、われわれは選手が不正を働くことなく、選手とその対戦相手の健康と安全性を損なわずにオクタゴンで勝利できるよう、クリーンなアスリートを守るべく全力を尽くしていく」

2年にわたる出場停止期間はカンダレが暫定的な停止処分を受けた2018年11月2日から始まる。

UFCアンチ・ドーピング施策に従い、アンチ・ドーピング規則違反で出場停止処分を受けているすべてのUFCアスリートは、停止期間終了後に信用を得るため、検査を受けられる状態を維持することが求められる。
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