20歳のメイシー・バーバーは総合格闘技(MMA)界における最も輝かしい期待の星であり、UFC史上最年少チャンピオンになる可能性を秘めている。昨年10月にハンナ・シファーズを第2ラウンドで仕留めたバーバーは、プロとして6戦全勝を記録すると同時に、過去4戦ではフィニッシュを決めてきた。
それらの戦いは女子ストロー級が舞台であり、そこでの活躍は十分に望めたものの、バーバーは女子フライ級への転向を決断。24日(日)に行われるUFCファイトナイト・ナッシュビルのメインカードでJ.J.アルドリッチを相手に新たな環境で周囲に印象を与えるチャンスをつかんでいる。
アルドリッチはジ・アルティメット・ファイター(TUF)に出演した後、6戦で5勝を飾り、過去3戦ではすべて勝利を収めてきた。
26歳のアルドリッチは303 Training Centerで女子ストロー級王者のローズ・ナマユナスと共にトレーニングしており、バーバーがこれまでに対峙してきた中で最もタフな対戦相手となるだろう。バーバーがオクタゴンでどのような旅路をたどることになるのかを図るにはうってつけの相手だ。
アルドリッチはプロとして2敗しか喫しておらず、UFCに登場してからは目に見える成長を遂げてきた。バーバーがそんなアルドリッチを退けることができれば、“ザ・フューチャー”の二つ名はさらにふさわしいものになる。