UFC 238:スターリングがムニョスとの激闘を制す

UFC PPV コメント 試合結果
UFC 238:タティアナ・スアレス vs. ニーナ・アンサロフ【アメリカ・イリノイ州シカゴ/2019年6月8日(Photo by Jeff Bottari/Zuffa LLC/Zuffa LLC via Getty Images)】
UFC 238:タティアナ・スアレス vs. ニーナ・アンサロフ【アメリカ・イリノイ州シカゴ/2019年6月8日(Photo by Jeff Bottari/Zuffa LLC/Zuffa LLC via Getty Images)】
日本時間6月9日(日)、アメリカ・イリノイ州シカゴにあるユナイテッド・センターでUFC 238が開催され、激戦となったアルジャメイン・スターリングとペドロ・ムニョスの一戦はスターリングがユナニマス判定で勝利を手に入れた。

【プレリム】
女子ストロー級マッチ 5分3ラウンド
○タティアナ・スアレス vs. ニーナ・アンサロフ●
判定3-0(29-28、29-28、29-28)


タティアナ・スアレス

「自分のベストパフォーマンスではなかったけど、仕事は果たしたわ。最初のラウンドで首を痛めてしまって、とにかくベストを尽くそうとしたの。首を使わずにレスリングを仕掛けたけれど、それじゃ難しくて。ニーナはタフな相手だし、何もかも上手にやってくるけど、この瞬間を私から奪える人がいるとは思わなかった。私を応援するためにたくさんの人が来てくれているの。歩いてくる私の姿を見て本当にうれしそうだったから、もうちょっとで泣きそうだった。そういうすべてが私を後押ししてくれたわ。私がタフなのはみんなが知っていると思うけど、さっきも言ったようにとにかく勝ちたかった。ジェシカ・アンドラージがローズ(ナマユナス)にリマッチのチャンスを与えるならそれでいい、彼女がチャンピオンだからね。私は他の誰かと戦ってまた自分のスポットを得てみせる。でも、リマッチを望んでいないのなら、私が絶対にその試合を取りに行くわ」


バンタム級マッチ 5分3ラウンド
○アルジャメイン・スターリング vs. ペドロ・ムニョス●
判定3-0(30-27、30-27、30-27)


アルジャメイン・スターリング

「コーチに、俺たちの試合が今日の敢闘試合賞(ファイト・オブ・ザ・ナイト)になると思うかって聞いてたんだ。ペドロ・ムニョスはタフなヤツだし、ノンストップでプレッシャーをかけてくる。その力を見た。お互いに打ち合っていたから、向こうがボリュームをスローダウンさせようとしていたけど、とにかく相手が前に出続けてくるんだ。一発が決まってダウンさせられたらと思ったんだけどね。強かったよ。最高の試合だったと思うし、次に世界タイトルに挑戦するヤツが俺だってことをUFCに知らしめるに十分であることを願うよ。俺は準備バッチリだ。あんなにこっぴどくノックアウト負けを喫したあとだから、埋め合わせられたと思っている。こんなふうに復活するヤツはそう多くないし、俺が活躍する番がきたんだ。ちょっと癒やす時間を取って、試合を振り返って、改善できるところを見つけていかないと。試合から常に学んでいる。今後が楽しみでしょうがないよ」


女子ストロー級マッチ 5分3ラウンド
●カロリーナ・コバルケビッチ vs. アレクサ・グラッソ○
判定3-0(27-30、27-30、27-30)


アレクサ・グラッソ

「今日は心をあそこに置いてきたわ。最高のキャンプだったし、素晴らしい減量ができた。電話を放っておいて、これまで以上に今回の試合に集中したの。これまで他の国で戦ったことがないかのように今回のキャンプを過ごして、完全に専念してきた。カロリーナは本当に強くて、何発か食らったし、落ち着いて相手に自分は大丈夫だって見せないといけなかった。私のメキシコの心がついていてくれたから、どんなチャレンジも乗り越えている。ストロー級のランキングを駆け上がっていきたい。次の試合はぜひ母国で、9月にやりたいわ」


フェザー級マッチ 5分3ラウンド
●リカルド・ラマス vs. カルヴィン・ケーター○
1ラウンド(4分06秒)KO


カルヴィン・ケーター

「今回の試合に向けてトレーニングで調整してきたし、今回の勝利で、次に誰を当てられてもいける気がしている。ビジュアル化して現実にできたことが最高だ。自分に向けられてないことが分かっていても、観客の声援はとても楽しかった。エネルギーがあれくらい高いのがいい。何も怖いものはないし、ファンのためにショーを見せられたことが楽しかった。次はトップ15の誰かとやりたい」


【アーリープレリム】
女子ストロー級マッチ 5分3ラウンド
○ヤン・シャオナン vs. アンジェラ・ヒル●
判定3-0(29-28、29-28、29-28)


ヤン・シャオナン

「アンジェラ・ヒルはとても強い相手だし、彼女を相手にする今回の試合はかなりスマートにならないといけなかった。あのポジションを与えてしまったのは私のミス。あれは予想していなかった。でも、試合が終わったとは思っていなかったし、だからこそ、彼女も私にタップアウトさせなかった。次はランカーと戦うべきだと思う。誰かを指名するつもりはないけれど、トップ10に入れるようにしたい」


ミドル級マッチ 5分3ラウンド
●ベヴォン・ルイス vs. ダレン・スチュワート○
判定3-0(28-29、28-29、27-30)


ダレン・スチュワート

「前回の試合でスプリット判定負けしたから、今回勝てて最高の気分だ。ベヴォンが俺のパワーを感じれば後退するのは分かっていたし、実際にそうなった。昔のダレンなら観客の反応にこたえてタップアウトやノックアウトを狙ってアホなこともやっただろうけど、今回は落ち着いていた。この後は家族と時間を過ごしながら休んで、新しい契約もまとめて、トレーニングに戻りたいと思っている」


バンタム級マッチ 5分3ラウンド
○エディ・ワインランド vs. グリゴリー・ポポフ●
2ラウンド(4分47秒)KO


エディ・ワインランド

「ギロチンでフィニッシュできないと分かってからは、トライしても無駄だと思った。チームメイトにいつも言っているんだ。相手が傷ついて、自分もそれが分かっているなら、バックアップさせてフィニッシュする、ってね。向こうが負傷したのは分かっていたから、相手にきっかけを作らせて、仕留めたってわけさ。フライ級よりもバンタム級の方がいい感じだ。試合を続けたい。ファイターの心があるからね。ケージに戻って暴れ続けるさ」


女子フライ級マッチ 5分3ラウンド
○ケイトリン・チョケイジアン vs. ジョアン・コールダウッド●
判定3-0(30-27、29-28、29-28)


ケイトリン・チョケイジアン

「ジョアンに驚かされたところはまったくなかったわ。もっとガス欠になるかと思ったし、向こうのカーディオはあまり良くなかった。正直、思っていたよりも少し楽だったかな。もっとクリンチを仕掛けてくるかと思っていたけど、でも彼女はそうしなかった。私はランキング2位だし、1勝を追加したところ。この後、タイトルに挑むジェシカ・アイにはスプリット判定で負けただけ。言い訳できないことは分かっているけれど、ジェシカとの試合は本当に最悪だったし、今まで戦ってきた中で一番悪かった。今日の勝者とやれると思っているわ。私はワレンチナになるんじゃないかと思っている」
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