ニューアークのメインイベントでコビントンとローラーが対峙

UFCファイトナイト 対戦カード
UFC 225:ハファエル・ドス・アンジョス vs. コルビー・コビントン【アメリカ・イリノイ州シカゴ/2018年6月9日(Photo by Josh Hedges/Zuffa LLC/Zuffa LLC via Getty Images)】
UFC 225:ハファエル・ドス・アンジョス vs. コルビー・コビントン【アメリカ・イリノイ州シカゴ/2018年6月9日(Photo by Josh Hedges/Zuffa LLC/Zuffa LLC via Getty Images)】
UFCが3年ぶりにニュージャージー州ニューアークのプルーデンシャル・センターにやってくる。元暫定王者にしてウェルター級暫定2位のコルビー・コビントンがランキング10位の元チャンピオン、ロビー・ローラーと対戦するほか、ライトヘビー級トップ10に入る2人である元タイトルチャレンジャーのヴォルカン・オーズデミア(ランキング7位)対イリル・ラティフィ(ランキング9位)の試合が行われる予定だ。

現在6連勝の波に乗るコビントンは、前戦で1年前にハファエル・ドス・アンジョスから印象的な判定勝ちを挙げている。全米大学体育協会ディビジョンIのレスラーだったコビントンは容赦ないプレッシャーで知られ、元タイトル挑戦者であるデミアン・マイア、キム・ドンヒョン、ブライアン・バーバリーナらを倒してきた。そんなコビントンは今、元王者を倒してウェルター級のベルト取りに名乗りを挙げようとしている。

一方、MMA(総合格闘技)史上、最もエキサイティングなノックアウトアーティストの一人とみなされるローラーは、2014年終盤にジョニー・ヘンドリックス戦を制してウェルター級王者となった。そこからローリー・マクドナルド、カーロス・コンディットらを相手にタイトル防衛を成功させている。キャリアを通じて勝利した対戦相手にはほかにドナルド・セラーニ、マット・ブラウン、ジョシュ・コスチェックらがいる。今週末にコビントンの勢いを止め、自身が階級で最も危険なコンテンダーになることがローラーの目標だ。

スキルの高いキックボクサーにしてパンチもヘビーなオーズデミアは、2017年にタイトル挑戦を可能にした2つのあっという間のノックアウトで“ノータイム”というニックネームを得た。UFCという舞台でオーズデミアはオヴィンス・サン・プルー、ミシャ・サークノフ、ジミ・マヌワらを倒している。

パワフルかつ気骨あるグラップラーであるラティフィは、マット上と同じくらいストライキングでも危険なファイターであることを証明してきた。その苛烈なプレッシャーをもって制してきた相手にはサンプルー、タイソン・ペドロ、ジアン・ヴィランテらがいる。

その他、日本時間8月4日(日)のイベントには下記のようなカードが予定されている。

ライト級マッチ
ジム・ミラー vs. クレイ・グイダ

ライト級マッチ
ジョアキム・シウバ vs. ナスラット・ハクパラスト

フライ級マッチ
ジョーダン・エスピノーサ vs. マット・シュネル

女子フライ級マッチ
ローレン・マーフィー vs. マーラ・ロメロ・ボレラ

女子フライ級マッチ
アントニーナ・シェフチェンコ vs. ルーシー・プディロヴァ

ミドル級マッチ
トレヴィン・ジャイルズ vs. ジェラルド・マーシャート

ライトヘビー級マッチ
ダルコ・ストシッチ vs. ケネディ・エンジーチュクー

ウェルター級マッチ
ラマザン・エミーフ vs. クラウディオ・シウバ

ライト級マッチ
スコット・ホルツマン vs. マー・ドンヒョン
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