UFCファイトナイト・メキシコシティ:キノネスが地元イベントで勝利

UFCファイトナイト コメント 試合結果
UFCファイトナイト・メキシコシティ:ホセ・キノネス vs. カルロス・フアチン【メキシコ・メキシコシティ/2019年9月21日(Photo by Josh Hedges/Zuffa LLC/Zuffa LLC via Getty Images)】
UFCファイトナイト・メキシコシティ:ホセ・キノネス vs. カルロス・フアチン【メキシコ・メキシコシティ/2019年9月21日(Photo by Josh Hedges/Zuffa LLC/Zuffa LLC via Getty Images)】
日本時間9月22日(日)、メキシコ・メキシコシティのメキシコシティ・アリーナを舞台にUFCファイトナイト・メキシコシティが開催され、プレリムではバンタム級のホセ・キノネスやフェザー級のカイル・ネルソンらが白星を挙げた。

【プレリム】
バンタム級マッチ 5分3ラウンド
○ホセ・キノネス vs. カルロス・フアチン●
判定3-0(30-27、30-27、30-27)


ホセ・キノネス

「地元で戦えて本当にうれしい。メキシコシティで試合をするのはこれが3回目。みんなのことがもっともっと好きになっている。この街の誰とでも戦えるぜ。まず、カルロス・フアチンに感謝したい。とてもタフな相手だったし、この試合にすべてをぶつけてきた。俺は最初からコーチと取り組んできた戦略に従っていったし、打ち込んでいきながら同じ場所にとどまらずに動き回った。向こうが打ち返してくるからな。それでこのポジティブな結果だ。ベストファイターと対戦する覚悟はあるし、そのために、毎回もっと成長していく」


フェザー級マッチ 5分3ラウンド
●マルコ・ポーロ・レイエス vs. カイル・ネルソン○
1ラウンド(1分36秒)TKO


カイル・ネルソン

「良い試合ができたよ。あそこまで早い段階でフィニッシュが決められるとは思っていなかったけどね。ポーロはすごくタフなファイターだと知っていたからこそ、フィニッシュには驚いている。ポーロが油断した瞬間にエルボーを放った。ここ最近の試合では非常に良い形で試合に臨めている。スキルのレベルも向上していると思う。それとは反対に、気持ちが先走りしてしまう傾向があった。今回はできるだけ自分のペースを保つことを心がけていた。2連敗中だったからね、今までは特に誰かと戦いたいというのはなかった。ただ今回の試合で自分の実力を示すことができたと思う。UFCの誰とでも試合できるつもりだ。マッチメーカーからの連絡を待っているよ」


女子ストロー級マッチ 5分3ラウンド
●アリアネ・カルネロッシ vs. アンジェラ・ヒル○
3ラウンド(1分56秒)TKO


アンジェラ・ヒル

「いい気分よ、強さを感じているわ。かなりハイペースな試合だったけど、でも私は山でトレーニングしているし、サカテカスに3週間から4週間いるから、3ラウンドに入っても調子は良かった。彼女が強めに来るだろうなとは思っていたの。第2ラウンドが接戦だったし、第1ラウンドは私が取っていたから、彼女は強めに狙って、フィニッシュしようとするか、少なくとも最終ラウンドで勝てるように攻めてくるだろうなと思っていた。彼女の勢いを使って応じただけ。打ち込んでいこうとしたら向こうが前に出てきて死角に入ったし、ケージ際の攻防戦ではエルボーで攻めようとした。常にエルボーを打ち込んでいたからカットさせてしまったことはびっくりしたけど、一度もカットできたことがなかったから、ようやくうまくいったわ。本当にうれしい。私は常にトレーニングしている。試合で作ったあざが癒えたらすぐにジムに戻るの。それが私の人生。それが私の仕事。だから、常に準備は整っているし、常に体を作っていて、いつでも試合に出る気まんまんよ。鍛えるためにトレーニングだけしているよりも、ファイトキャンプの方がいろいろと学べる気がする。自分の記録を刻み続けていきたいし、最終的にはタイトルにたどり着けるようにしたい。イベントのメインを飾れるようになりたい。ポテンシャルがあるのは分かっているの。とにかく取り組み続けて、ゴールに向かって突き進むしかないわ。私はワシントンで育ったし、12月にイベントがあるから、そこで戦えたらうれしいな。どうかしら。すでに満杯な気もするけど、聞いてみるつもり。前に、ティーシャと戦えたら、と言ったけど、そのスポットは終わった気がしている。誰でもいいからやりたいと言う人がいればうれしい。もしかしたら、カロリーナかな。いい試合になると思うんだけど。ストライカーと戦うのが好きなの。グラップラーと戦うのも構わない。いつでも誰でも戦うわ」


フライ級マッチ 5分3ラウンド
○セルジオ・ペティス vs. タイソン・ナム●
判定3-0(30-27、30-27、30-27)


セルジオ・ペティス

「久しぶりの試合だったけど、何より勝利できて良かった。2連敗中だったのもあって、この試合に向けて気持ちをポジティブに保つのに苦労したよ。メキシコでは2度目の試合。ここで試合するのは好き。飛行機を降りた瞬間からメキシコシティの雰囲気や、町の風景、人たちに良いエナジーを注いでもらえた。スペイン語は喋れないけど、それでもメキシコ人であることを誇りに思っている。この後はタコスやテキーラを飲みながら少しゆっくりするつもりだ」


ライトヘビー級マッチ 5分3ラウンド
○ヴィニシウス・カストロ(モレイラ) vs. ポール・クレイグ●
1ラウンド(3分19秒)サブミッション(リアネイキドチョーク)


ポール・クレイグ

「海抜2,500mを実感するぜ。すごくハッピーだ。こんなに早く決まるなんて思っていなかったし、もう少し長くかかると思っていたけど、こうなってうれしいし、この結果もうれしい。この後は少し休みを取りたいかな。でも、ボスから試合の時間だと言われれば戦う。できれば年末くらいがいいね。そんなに早くないなら、2020年の信念をフレッシュスタートできたらうれしい」


女子バンタム級マッチ 5分3ラウンド
●シジャラ・ユーバンクス vs. ベチ・コヘイア○
判定3-0(28-29、28-29、28-29)


ベチ・コヘイア

「もはや腕を上げられた時のことも覚えていないくらい。みんなにいろいろ言われて気分はもう最悪だったし、また自分がやれるのかどうかも分からなかったけど、今日はまだいけると分かったし、まだまだいけるとも思った。キャリアの中でもかなり厳しいシーズンになっていて、アップダウンが激しく健康の問題もあったの。今回のキャンプもとても難しく、他にも問題があって。必死に戦ったわ。ものすごく試合がしたかったし。何度も今回のイベントで戦わないことを考えたけれど、自分で決めたことだし、強み以上のところに行きたかった。今はとにかく少し休んで、もっと強くなって戻ってきたいわ。すごく複雑だった。今日の体重のリカバリー中に体調が優れなくて。試合自体が怖かったわけじゃない。自分の体がどういう反応を見せるか、それが怖かったんだと思う。自分自身が怖かった。ベストな状態で来たつもりだし、全力を尽くした。開始早々にテイクダウンされて、ケージ際でプレッシャーを受けた。少しやられたと思ったけど、ラウンド間にコーチのエデルソンが向こうにパンチが効いているぞって教えてくれて、自分の拳の力を信じていけって言ってくれたの。そうしたらシジャラはもう私にテイクダウンを仕掛けてこなくなるだろうと。だから、自分の打撃にもっと自信を持っていけたし、私にとっては難しくなるグラウンドに持ち込まれないようにした。それがうまくいったの」


ライト級マッチ 5分3ラウンド
○クラウディオ・プエレス vs. マルコス・マリアノ●
判定3-0(30-25、30-25、30-25)


クラウディオ・プエレス

「リカバリーしていたから、今年は全然、試合できていない。復帰戦を勝利で飾れて本当にうれしい。2016年はちょっとダメだったからね。30-25の判定結果だったのも良かったし、これ以上いいことなんてない。今はもっとハードにトレーニングしたいし、自分自身の限界を超えていきたい。そうすればきっと誰だって倒せる。次の試合で誰とやりたいというのはない。とにかく決められた相手と戦って勝利できればいい」
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