26歳のアマンダ・ヒバスが今年初めにUFCデビューを迎えた際、そこには多くの疑問が生じていた。
3年の空白期間を得てエミリー・ウィットマイアの猛攻と対峙するとあって、ブラジル出身のヒバスがオクタゴン初登場でどれだけやれるかをはっきりと予測できた者はほとんどいなかった。しかし、American Top Teamのメンバーであるヒバスはあっという間に、自分が女子ストロー級において注目すべき人物であることを証明したのだ。第1ラウンドで優勢に立ったヒバスは、第2ラウンドの2分を少し過ぎたところで元ジ・アルティメット・ファイター(TUF)参加者のウィットマイアからタップを奪っている。
そのようなパフォーマンスがヒバスを注目のファイターの一人としており、今回は階級内でトップの才能を持つ若手の一人としての評判を確立すべく、新星マッケンジー・ダーンとの戦いに挑むことになった。
ヒバスとUFCファイトナイト・タンパで対戦するダーンはUFCで経験した2戦のそれぞれで勝利し、戦績を7勝0敗に伸ばしているものの、UFC 224でアマンダ・クーパーにサブミッション勝ちを収めて以来は第一子出産に伴って戦いから遠ざかっている。ヒバスがダーンの復帰に立ちはだかり、総合格闘家として自分の方が優れていると示すことができれば、周囲に衝撃を与えるファイターとして次はさらなる大舞台を迎えることになるだろう。