UFC 246:モダフェリが勝利、バーバーは初黒星

UFC PPV コメント 試合結果
UFC 246:ロクサン・モダフェリ vs. メイシー・バーバー【アメリカ・ネバダ州ラスベガス/2020年1月18日(Photo by Jeff Bottari/Zuffa LLC via Getty Images)】
UFC 246:ロクサン・モダフェリ vs. メイシー・バーバー【アメリカ・ネバダ州ラスベガス/2020年1月18日(Photo by Jeff Bottari/Zuffa LLC via Getty Images)】
日本時間1月19日(日)、アメリカ・ネバダ州ラスベガスのT-Mobileアリーナを舞台にUFC 246が開催され、プレリムのトリを飾ったロクサン・モダフェリ対メイシー・バーバーの女子フライ級マッチは終始、試合の流れをリードしたモダフェリがユナニマス判定で勝利した。

【プレリム】
女子フライ級マッチ 5分3ラウンド
○ロクサン・モダフェリ vs. メイシー・バーバー●
判定3-0(30-27、30-27、30-26)


ロクサン・モダフェリ

「勝利街道に戻ってこられてものすごくホッとしたし、満足している。友達や家族のみんなが今回の試合でたくさん儲けているといいな! コーチから、自分のダークサイドな部分をもう少し受け入れるように言われた。私は基本的に怖がらないので、みんなが私をまともに見てくれるように集中しようとしたの。これまでも何人かからゼロ(無敗)を奪ってきた。彼女がケガをしていたから、早く回復するように願っている。こうなることもあるから仕方がないの。そのアドバンテージを生かさないといけないし、トップ10をキープできて本当にうれしい。今はいろいろとプランがある。どれが最初になるか分からないけど、誰が相手でも戦うわ。女子フライ級にいる誰が相手でも恐れない。相手がちゃんと体重を作ってくれさえすればね。ちゃんと計量をパスした人が相手だと、かなりいい成績を残しているから。できればあまり計量失敗が多くならないように、少しルールを調整してもらえるといいんだけど。勝ち続けて成長し続ける。シンジケートのチームは最高。感謝してもし足りないわ」


フェザー級マッチ 5分3ラウンド
●アンドレ・フィリ vs. ソディック・ユサフ○
判定3-0(28-29、28-29、28-29)


ソディック・ユサフ

「しんどい試合になると予想していた。うまく打っていければ自分が勝てるはずだと思っていた。彼はすごい忍耐力だ。タフだしな。あれ以下なんて予想していなかった。向こうはもう長いことやっているから、プレッシャーに押しつぶされるってこともないだろう。ファイト・オブ・ザ・ナイトのボーナスがほしかったから、第3ラウンドはもっと動きのある展開にしたかったんだけどね。ボーナスがあればかなり家族の助けになる。でもまあいい。勝てたからね。ここから進んで、次に向かう。当然、今回がキャリアで一番の勝利だし、フィリはランキング入り間近だったと思うから、この結果で俺のトップ15入りとなればいいんだけどね。そうなれば、どんどんのし上がってやる。1試合ずつ向き合っていくつもりだ。これまでもずっとそうしてきた。ただひとつ、確実に分かっていることはUFCに全力を尽くすということ。それ以外のことはすべて、“その時がきたら考える”だ。自分の才能や取り組み方があったからここに来られた。最後に、ナイジェリアのみんなに伝えたい。“みんな、俺もここいいるぜ。もうすでに上の兄弟たちがベルトを手にしたけど、いつか俺もそこにいく”とね」

ソディック・ユサフ


フライ級マッチ 5分3ラウンド
●ティム・エリオット vs. アスカル・アスカロフ○
判定3-0(28-29、27-30、27-30)


アスカル・アスカロフ

「メキシコでUFC初勝利を狙っていたんだけど、残念ながらそれはうまくいかなかった。これで俺のUFC道が本格的に始まる。勝ててうれしいよ。第1ラウンドと第2ラウンドを取った自信はあったから、勝者として俺が呼ばれると思っていた。向こうがかなりアンオーソドックスなのは分かっていたし、難しい試合になるだろうと思っていたから、コーチたちが最高のゲームプランを練ってくれて、それに沿っていけばよかった。自分の打撃に集中したかったし、それがうまくいったのは見ての通りさ。トップランカーの相手に最高の勝利で今年をスタートできたから、これでトップ10に入れるといいんだけどね。トップ10の人たちともっと試合がしたい。今年はあと3試合して、タイトルに挑戦したい。自分の力を証明したいんだ」


ライト級マッチ 5分3ラウンド
○ドリュー・ドーバー vs. ナスラット・ハクパラスト●
1ラウンド(1分10秒)TKO


ドリュー・ドーバー

「俺にとってはでかい結果だと思っている。向こうはかなりのファンがいるし、世界にファンがいるからな。かなり才能もあるし、とにかく俺は試合に臨んで自分の力を見せつけたかった。チーム・エレベーションはコーチにしても、トレーニングパートナーにしても本当に良くしてくれている。本来の自分でいられるんだ。正直、これまで56試合してきて多くの才能あるヤツらと戦ってきたから、試合しないと言ったことはない。向こうはかなり期待値が高かったけど、自分に力があることは分かっていたし、それを見せつけられたと思う。この試合の後は待望の休みを取るつもりだけど、その後はトップ10、トップ15の誰でもやってくれる人とやる。もう一度、試合を振り返って、自分に必要なものを整えたいと思っているけど、それが終われば本番さ。ハビブとやりたいし、彼より下にいる誰とでもやりたい。だから、最初にイエスと言ってくれた人とやる」


【アーリープレリム】
ライトヘビー級マッチ 5分3ラウンド
○アレクサ・カムール vs. ジャスティン・レデット●
判定3-0(29-28、30-27、30-27)


アレクサ・カムール

「UFCで初めての勝利を飾れて最高の気分だ。向こうがタフなのは分かっていたし、かなりハードな戦いになると思っていたけど、うれしいよ。スコアカードを読まれるときは、ちゃんと自分のやるべき仕事は果たせたと思っていた。少しスローダウンしたけど、力強く終わらせられたし、確実にできるよう最後にテイクダウンも決められた。コンテンダーシリーズに出たことがかなり助けになったのは間違いない。UFCに直接行くよりも良かった。ものすごく集中できたから、今回の試合の全部を通して役に立った。できる限りスティペとトレーニングしている。俺のキャリアにとって彼が本当に大きな助けになっているんだ。彼の打撃はハードだから、自分の試合に臨んでも、彼ほど強力にヒットしてくる人はいない。オクタゴンの中でも外でも、彼が俺を指導してくれる。スティペだけじゃない。ストロング・スタイルのチーム全員がそうだ。今年を勝利でスタートすることが本当に重要だって分かっていた。特にメンタル的にはね。すぐにジムに戻ってトレーニングを続け、今年が良い1年になるようにしたい」


女子フライ級マッチ 5分3ラウンド
○サビーナ・マゾ vs. J.J.アルドリッチ●
判定2-1(29-28、29-28、28-29)


サビーナ・マゾ

「今年の出だしに勝利できて最高よ。思い通りのスタートになったし、それに、今日のオープニングマッチでファンのみんなにショーを見せたかったし、エネルギーを引き出したかったから、みんなが楽しんでくれていることを願うわ。ファイターとしてかなり成長している。デビュー戦で負けたときでさえ、たくさんのことを学んだし、今の私がいるのもあれがあったから。私は毎試合、何かしら違っていてもっと成長した私を見せるつもり。体重は試合に影響しなかった。気分は良かったわ。でも、次はプロらしくやり遂げられるようにするし、すべてしっかりやってみせる。今年は記憶に残る試合がしたいし、みんなに私の名前を知ってもらいたい。何試合やるとか、いつとかは分からないけど、呼ばれたときには成長した自分で覚悟を持って挑むわ」
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