【注目株】UFC 247:ジャーニー・ニューソン

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UFCファイトナイト・ミネアポリス:公式計量セレモニーに登場したジャーニー・ニューソン【アメリカ・ミネソタ州ミネアポリス/2019年6月28日(Photo by Josh Hedges/Zuffa LLC/Zuffa LLC via Getty Images)】
UFCファイトナイト・ミネアポリス:公式計量セレモニーに登場したジャーニー・ニューソン【アメリカ・ミネソタ州ミネアポリス/2019年6月28日(Photo by Josh Hedges/Zuffa LLC/Zuffa LLC via Getty Images)】
ジャーニー・ニューソンは試合まで2週間の時点で通知を受け、昨年6月の終わりにUFCデビューを果たした。リカルド・ラモスとミネソタで対決したニューソンはユナニマス判定で才能あるブラジルの有望株に敗北している。しかし、30歳のバンタム級ファイターであるニューソンは、今回は2度目のオクタゴン登場に向けて完全なキャンプを整えて準備にあたることができる。次の対戦相手はデイナ・ホワイトのコンテンダーシリーズ出身のドミンゴ・ピラーテだ。

昨夏につまずきはしたものの、ニューソンはラモス戦やUFCにたどり着く前の数戦でポテンシャルの片りんを見せてきた。カリフォルニア生まれでオレゴンを拠点とするニューソンはブラジリアン柔術の茶帯であり、プロボクシングの経験があり、テコンドーのバックグラウンドを持つ。階級にしてはコンパクトで力強いファイターであるニューソンは優れた可動性と流動性をケージで発揮してきた。また、戦いの行方を変えるパワーを持ち、UFCに招かれる前の最後のバトルでは開始から80秒でノックアウトを決めている。

一方、ピラーテはコンテンダーシリーズのシーズン2でUFCとの契約を勝ち取った。昨年の夏についにUFCデビューを果たすまで、ピラーテは1年以上アクションから遠ざかっている。UFCで迎えた初戦ではフェリペ・コラレスにスプリット判定で敗れるも、その前には5連勝をマークしていた。その中にはLFAのエイドリアン・ヤニスに対する勝利や、UFCロースター入りにつながったヴィンス・モラレスに対する第2ラウンドサブミッション勝ちがある。

ニューソンにとって初戦は不利な状況だった。有能な若手を相手に、限られた準備時間で試合に臨まなければならなかったのだ。しかしながら、今回はフルキャンプを敷き、ラモスとの15分のバトルの経験を最大限に活用して印象づけることが可能だ。
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