【注目株】UFC 247:マイルズ・ジョーンズ

UFCファイトナイト
UFCファイトナイト・バンクーバー:公式計量に登場したマイルズ・ジョーンズ【カナダ・ブリティッシュコロンビア州バンクーバー/2019年9月13日(Photo by Jeff Bottari/Zuffa LLC/Zuffa LLC via Getty Images)】
UFCファイトナイト・バンクーバー:公式計量に登場したマイルズ・ジョーンズ【カナダ・ブリティッシュコロンビア州バンクーバー/2019年9月13日(Photo by Jeff Bottari/Zuffa LLC/Zuffa LLC via Getty Images)】
2018年を空位となっていたLFAバンタム級タイトルを手にすることで締めくくったマイルズ・ジョーンズにとって、2019年の“ウイッシュリスト”に並ぶ項目といえばオクタゴンでの初勝利だった。

6月、Fortis MMAに所属する25歳のジョーンズはコンテンダーシリーズでリッチー・サンティアゴにユナニマス判定で勝利し、デイナ・ホワイトにその苛烈さを印象づけて契約を勝ち取った。そこから3カ月もたたないうちに国境の北へ向かったジョーンズは、自分と同じく無敗のバンタム級ファイターだったコール・スミスと拳を合わせ、バンクーバーでスプリット判定勝ちを収めている。

現時点で戦績を10勝0敗としたジョーンズはダラスにあるサイフ・サイードのジムからUFCにたどり着いた新たな若手であり、バンタム級で頭角を現すだけのポテンシャルがある。今週末にMMA Labのマリオ・バティスタを相手にジョーンズが狙うのは、UFCで2連続、プロとしては11連続となる勝利だ。バウティスタはショートノーティスで受けたコーリー・サンドヘイゲンとの試合を落としたものの、その6カ月後にはソン・ジンスを破っている。

今のバンタム級には才能ある選手があふれているため、ジョーンズが争いを急ぐ必要はない。とは言え、“Chapo(チャポ)”が見事な勝利と印象的なパフォーマンスを続けて次の対決に自らを駆り立てても、何の驚きもないだろう。
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