UFCファイトナイト・ブラジリア:モレノがフォルミーガに完勝

UFCファイトナイト コメント 試合結果
UFCファイトナイト・ブラジリア:ジュシー・フォルミーガ vs. ブランドン・モレノ【ブラジル・ブラジリア/2020年3月14日(Photo by Buda Mendes/Zuffa LLC)】
UFCファイトナイト・ブラジリア:ジュシー・フォルミーガ vs. ブランドン・モレノ【ブラジル・ブラジリア/2020年3月14日(Photo by Buda Mendes/Zuffa LLC)】
日本時間3月15日(日)、ブラジル・ブラジリアのニルソン・ネルソン・ジムナジウムを舞台にUFCファイトナイト・ブラジリアが開催され、プレリムで行われた7試合はいずれもフルラウンドにもつれ込み、判定での決着となった。

なお、新型コロナウイルス感染拡大の状況に加えてブラジル政府の要請により、UFCファイトナイト・ブラジリアは無観客で行われている。

【プレリム】
フライ級マッチ 5分3ラウンド
●ジュシー・フォルミーガ vs. ブランドン・モレノ○
判定3-0(28-29、28-29、27-30)


ブランドン・モレノ

「信じられない。タフな試合だったし、UFCのトップで戦ってきたベテランが相手だったんだ。勝ったなんて信じられない。興奮している。今後がすごいことになりそうだね。頂点にたどり着きたい。頂点はもちろんタイトルだ。勝ちたいし、自分にはふさわしいと思っている。フォルミーガを打ち負かしたんだ。デイブソン(フィゲイレード)に勝っている人だよ。総合格闘技ならではの計算だけど、ある人がこの人に勝って、この人はあの人に勝つ。すごいよね。フォルミーガはすごい人だし、トップ中のトップでやっている人。たくさん勝ってきたし、活躍もしている。今日の勝利で、フィゲイレード戦に向けて最高の経験担った気がする。UFCがフィゲイレードとベナビデスとの再戦を決めてくれるのを待ちたいけど、次はタイトルをかけて戦いたいとも思っている。でも、そうじゃなければ、誰か、いい相手と戦いたい」


女子ストロー級マッチ 5分3ラウンド
○アマンダ・ヒバス vs. ランダ・マルコス●
判定3-0(30-25、30-25、30-26)


アマンダ・ヒバス

「対戦相手としてラマンダ・マルコスのことを研究し始めてから、彼女が相手の思い通りにさせない、とても強いファイターだと分かった。でも、今回、私がただの柔道家や柔術家じゃなくて、ムエタイがうまいだけでもないってことを証明できたと思う。私はMMAの選手。スタンドでもグラウンドでも戦った。もちろん、ノックアウトか一本勝ちを狙っていたけど、勝利は勝利だし、それが大事。これから2週間はこの勝利を楽しむわ。そうしたら、ペイジ・ヴァンザントとやりたい。WWEが予定されていたけど、それでも私は彼女とやりたい。彼女がフライ級で戦ってみたいと言うなら、私が相手になるわ。でも、私は野心を持っている。カーラ・エスパルザとミシェル・ウォーターソンの勝った方ともやりたい。きっと最高の試合になるわ」


ウェルター級マッチ 5分3ラウンド
○エリゼウ・ドス・サントス vs. アレクセイ・クンチェンコ●
判定3-0(29-28、29-28、29-28)


エリゼウ・ドス・サントス

「もちろん、前回の試合はミスがあったし、負けてしまった。今回の試合にはかなり集中していたんだ。とにかく勝ちたくて。チームや家族を代表してやってきたし、最高の形で締めくくりたかった。今回はそれができた。勝てる試合はちゃんと取らないとな。勝利するということが一番大事だ。チームの全員がそろうことになって、それは最高だったと思っている。俺に必要なものの60%は彼らだからね。オクタゴンの中の俺は走らないといけないマシンだから。今回の試合はもっと賢い戦略を用意して、それを実行できた。過去には相手を指名したこともあるけど、今は1週間、休む予定。UFCに呼ばれたら、試合の準備に入る。最高の相手とやりたい。そのためにやってきたんだ。自分が最高の1人になれる力を持っていることを示したい」


バンタム級マッチ 5分3ラウンド
△ハニ・ヤヒーラ vs. エンリケ・バルソラ△
判定0-1(28-29、28-28、28-28)


ハニ・ヤヒーラ

「最初の2ラウンドは俺が取った。かなりプッシュしたけど、その後、何かが変わってしまった。第3ラウンドは取れなかったと思う。体がもう言うことを聞かなかったんだ。それに関しては少しがっかりしている。あと少しできていれば、きっと俺が勝っていた。でも、勝てなかった。第3ラウンドは戦えていなかった。2人ともかなり疲れていたしね。ハードにプッシュしすぎた。そのせいでドローになったんだと思う。向こうは第3ラウンドでかなり攻めてきたし、俺よりもうまく準備できていた。今は自分の頭を冷やしたい。今回の試合はいろいろと考え直させられた。年齢もそうだし、UFCでの時間もね。この後、チームと話してどうするか決める。地元で戦えるっていうのはいつだってうれしい。もう一度、ここで戦えればと思っていたんだ。たとえ、ファンの前でなくてもね。結果に変わりはない」

エンリケ・バルソラ

「第1ラウンドはたぶん向こうが勝っていた。俺の戦略は相手のテイクダウンに慎重に対応し、疲れさせることだったけど、それがうまくできなかった。理由は分からない。もしかしたら自分のせいかもしれない。あまりアグレッシブに行けなかったから。向こうは出だしから作戦通りにできていた。相手が少し試合をコントロールしていたから、最初のラウンドは向こうが少し上だった。第2ラウンドは巻き返して取れたと思う。第2ラウンドで、自分のレスリングの方が強いと分かった。ラウンドの終盤にそれに気づいたから、第3ラウンドは完全に圧倒できたけど、こういうこともあるから、もっと自信を持たないとね。ヤニはすごいハートを持っていると思う。とても経験豊富なファイターでベテランだし、彼の試合は疲れ知らずだ。俺も疲れを知らないファイターだと思っている。攻め続けるのが好きなんだ。向こうは柔術がうまいけど、俺にはレスリングがある。俺の方が若くて強い。自分の強みとレスリングにもっと自信を持たないといけない。この階級でもう一度戦いたい。キャンプは最高だったし、チームも最高で、最高の気分だ。今日は良いテストだった。この階級でもっと力を見せられるはずだ」


女子フライ級マッチ 5分3ラウンド
マイラ・ブエノ・シウバ vs. マリナ・モロズ
判定3-0(28-29、28-29、28-29)


マリナ・モロズ

(コメントできる状態にないため、コメントなし)


フライ級マッチ 5分3ラウンド
●ブルーノ・シウバ vs. ダビッド・ドボジャーク○
判定3-0(28-29、28-29、28-29)


ダビッド・ドボジャーク

「自分にとってもチームにとっても最高の勝利だ。環境的には難しかったけどね。直前のオファーだったし、ファンがまったくいない。UFCで次に何がやってくるのか楽しみだ。それに、今度はきっとファンがいてくれるだろうから、はるかにいいパフォーマンスができるはずだ。100%でいく。最初のラウンドの序盤はわりとイーブンだったと思う。終盤にフロントキックを決められたから、あれをブルーノが食らったってこと。第2ラウンドは明らかに俺が勝っていて、第3ラウンドのポジションは俺の方が圧倒的だった。もしブルーノがもっとハードにやれば、俺が負けていたかもしれない。でも、ペースを上げて勝利を手にしたのは俺だ。母国ではこの勝利をお祝いしてくれているはず。本当にサポートしてもらったし、このあと祝杯だな。その前に、チェコ共和国の大使館で小さめのお祝いだ」


女子バンタム級マッチ 5分3ラウンド
●ヴェロニカ・マセド vs. ベア・マレッキ○
判定3-0(28-29、28-29、28-29)


ベア・マレッキ

「少し変な感じね。アリーナにファンがいないなんて。でも、コーチが言ってくれている言葉がすべて聞こえたから、それは良かった。かなりうるさいこともあるからね。すごい1週間だった。試合ができるのかどうか分からなかったけど、私たちはプラン通りにやってきた。かなり感情的になっている気がするわ。第1ラウンドと第2ラウンドの間にセコンドがかなり助けてくれた。この数カ月、彼女がパートナーになってくれていて、今日は彼女のおかげよ。ヴェロニカがテイクダウンを狙ってくると思っていたんだけど、実際はかなりいいパンチを持っている。試合中に何度か笑みがこぼれてしまったのは打ち合いが楽しかったから。本当にうれしい。ミック・メイナードがデイナ・ホワイトからのメッセージを見せてくれたところなんだけど、“最高のオープニングだね!”って言ってくれたの」
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