UFC 249に関するUFC声明(4月25日)

UFC
2020年4月25日発行(日本時間)




ラスベガス – 世界最高峰の総合格闘技(MMA)団体であるUFCは、近年の歴史の中で最も興奮をかき立てるであろう対戦カードを用意して活動を再開させることになりました。ライト級ランキング1位につけるトニー・ファーガソンと同4位のジャスティン・ゲイジーが暫定王座をかけて激突する一戦をメインイベントに、史上最強のバンタム級王者であることを証明したいヘンリー・セフードが元王者のドミニク・クルーズを迎え撃つセミメインイベントが組まれたUFC 249は、フロリダ州ジャクソンビルにあるVyStarベテランズ・メモリアル・アリーナで開催する3イベントの口火を切るイベントです。5月9日(土)【日本時間10日(日)】に開催するUFC 249以降は、13日(水)【同14日(木)】と16日(土)【同17日(日)】にも同地でイベントを開催いたします。対戦カードに関しては追って発表する予定です。なお、3イベントとも無観客で開催するものとし、会場では必要最低限の関係者が立ち会うことになっています。

UFC 249:ファーガソン vs. ゲイジーのアーリープレリムはUFCファイトパスでのライブ配信に加えて、アメリカ国内では『ESPN』、『ESPN Deportes』、『ESPN+』で生中継ならびにライブ配信されます。アメリカにおけるプレリムの放送はESPNおよびESPN+のみとなりますが、一部を除くそれ以外の地域ではUFCファイトパスでライブ配信いたします。ペイ・パー・ビューとなるメインカードはアメリカがESPN+、日本では『WOWOW』にて生放送される予定です。アーリープレリムは日本時間7時30分開始予定、9時に始まるプレリムに続いてメインカードは11時にスタートすることになっています。

UFC会長のデイナ・ホワイトは「ファンの皆さまに素晴らしい試合をお見せできる瞬間が待ちきれません。今回のイベント開催を実現させるにあたってご協力いただいた(ジャクソンビル市の)カリー市長、VyStarベテランズ・メモリアル・アリーナ、フロリダ州ボクシング委員会のエグゼクティブディレクターを務めるパトリック・カニンガムに感謝申し上げるとともに、これほどの素晴らしい試合をファンのもとへ届けてくれるメディアパートナーのESPNならびにESPN+にも本当に感謝しています。私のチームは準備万端、ファイターたちも今回の連続開催を待ち望んでいます」と述べました。

また、ジャクソンビル市のレニー・カリー市長は次のように話しました。

「段階的な景気回復に向けて行動する中で、VyStarベテランズ・メモリアル・アリーナにて今回のUFCイベントを開催することを誇りに思います。UFCは著名なエンターテインメントブランドであり、ジャクソンビル市の会場を使用するにあたり安全かつ賢明な計画を提示してくださいました。ESPNおよびESPN+にて、われわれの都市が全国に中継されることに興奮を覚えています。ジャクソンビル市が他の都市や地域をしのぎ、こういった世界規模の国際的なスポーツエンターテインメントを手掛ける団体のイベントのホストとしてリードし続けられることを光栄に思っています」

さらに、フロリダ州ボクシング委員会のエグゼクティブディレクターであるパトリック・カニンガムは「フロリダの州委員会および事業・職業規制部門は、アルティメット・ファイティング・チャンピオンシップ(UFC)と継続的に調整しながら、フロリダでUFCの今後のイベントを開催できるよう選択肢を検討してまいりました。フロリダはサンシャイン・ステートを訪れるUFCを歓迎いたします。われわれ委員会は5月9日、13日、16日に開催されるイベントを認可する準備を整えています。健康と安全に関する協約を締結し、お今回のイベントを開催するために協力していただくすべての方々の安全と健康を確実にしてまいります。5月に3日間のUFCイベントを主催する以外にも、フロリダは今後もUFCが同州でのイベント開催を選択してもらえるよう、さらなる機会を生み出すために引き続きUFCと強力な関係を構築していく所存です」とコメントしています。

UFCロースターの中でも、最もエキサイティングかつ予測不可能なアスリートの1人として知られるトニー・ファーガソン(アメリカ 26勝3敗)がUFC史上初となる2度目のライト級暫定王座を手に入れるべくフロリダに乗り込みます。現在、12連勝という大記録を打ち立てているファーガソンはドナルド・セラーニ、アンソニー・ペティス、ハファエル・ドス・アンジョスといった強豪を打ち負かしてきました。今回の試合では連勝記録を13に伸ばし、再び黄金に輝くベルトの確保を目指します。

対するは、容赦ないファイトスタイルで知られるジャスティン・ゲイジー(アメリカ 21勝2敗)です。UFCではデビュー以来、すべての試合でファイトボーナスを獲得しており、ライト級の中でも最高のノックアウトアーティストとして知られています。これまでドナルド・セラーニ、エドソン・バルボーザ、ジェームス・ビックらを蹴散らしてきたゲイジーは今回もアイコニックなフィニッシュと、初のUFCチャンピオンベルトを狙って決戦に挑みます。

セミメインイベントに登場するヘンリー・セフード(アメリカ 15勝2敗)はUFC史上4人しかいない2階級同時制覇を達成したうちの1人です。デメトリアス・ジョンソンやT.J.ディラショー、マルロン・モラエスを下してきた王者セフードは先ごろフライ級のチャンピオンベルトを手放し、史上最強の王者であることを証明すべく、バンタム級の支配をもくろんでいます。

3年ぶりの試合復帰となるドミニク・クルーズ(アメリカ 22勝2敗)はセフード戦で、今なお世界のトップファイターであることを示したいと意気込んでいます。WECとUFCの頂点に立った経歴を持つクルーズはユライア・フェイバー、T.J.ディラショー、デメトリアス・ジョンソンに勝利してきました。バンタム級でセフードを倒す初のファイターとなること、そしてバンタム級王座の奪還を狙います。

【その他の対戦カード】

◆ ヘビー級マッチ:フランシス・ガヌー(カメルーン/フランス 14勝3敗 ランキング2位)対ジャルジーニョ・ホーゼンストライク(スリナム共和国 10勝0敗 ランキング6位)
◆ フェザー級マッチ:ジェレミー・スティーブンス(アメリカ 28勝17敗 ランキング7位)対カルヴィン・ケーター(アメリカ 20勝4敗)
◆ ウェルター級マッチ:ドナルド・セラーニ(アメリカ 36勝14敗)対アンソニー・ペティス(アメリカ 22勝10敗)
◆ ヘビー級マッチ:グレッグ・ハーディ(アメリカ 6勝2敗)対ヨルガン・デ・カストロ(カーボベルデ共和国 5勝0敗)
◆ ヘビー級マッチ:アレクセイ・オレイニク(ロシア 58勝13敗)対ファブリシオ・ヴェウドゥム(ブラジル 23勝7敗)
◆ ライトヘビー級マッチ:ライアン・スパン(アメリカ 17勝5敗)対サム・アルビー(アメリカ 33勝13敗)
◆ 女子ストロー級マッチ:カーラ・エスパルザ(アメリカ 16勝6敗 ランキング7位)対ミシェル・ウォーターソン(アメリカ 17勝7敗 ランキング8位)
◆ ミドル級マッチ:ユライア・ホール(アメリカ 16勝9敗)対ジャカレ・ソウザ(ブラジル 26勝8敗)
◆ ウェルター級マッチ:ビセンテ・ルーケ(ブラジル 17勝7敗1分 ランキング13位)対ニコ・プライス(アメリカ 14勝3敗)
◆ フェザー級マッチ:ブライス・ミッチェル(アメリカ 12勝1敗)対チャールズ・ローザ(アメリカ 12勝3敗)
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