UFCファイトナイト・シンガポール:全試合結果&選手コメント

UFCファイトナイト コメント 試合結果
UFCファイトナイト・シンガポール:ホリー・ホルム vs. ベチ・コヘイア【シンガポール・カラン/2017年6月17日(Photo by Brandon Magnus/Zuffa LLC/Zuffa LLC via Getty Images)】
UFCファイトナイト・シンガポール:ホリー・ホルム vs. ベチ・コヘイア【シンガポール・カラン/2017年6月17日(Photo by Brandon Magnus/Zuffa LLC/Zuffa LLC via Getty Images)】
女子バンタム級
◯ホリー・ホルム vs. ベチ・コヘイア●
3ラウンド(1分09秒)KO

ホリー・ホルム

「今回の勝利は本当に最高の気分。最初の2ラウンドがスローだったのがありがたかったけれど、自分らしい攻撃がしたかったし、雑にやりたくなかった。自分の思い通りに仕掛けられたし、フィニッシュも決められた。これまでの2試合は相手がカウンターを狙ってきたから、今日は私がカウンターを仕掛けたの。きっとイライラするだろうと思ったし、それでヘッドキックのチャンスにつながったと思っている。この1年半、どれだけコーチたちが私に時間を費やしてくれているかを思うと、今回はコーチのためにも勝ちたかった。今日は勝利を祝って、その後、家族と時間を過ごすつもり」



ヘビー級
●アンドレイ・アルロフスキー vs. マルチン・ティブラ◯
判定3-0(28-29、27-28、27-29)

マルチン・ティブラ

「(アルロフスキーは)自分にとって総合格闘技の憧れの一人。最初のラウンドでフィニッシュできたんじゃないかと思う。グラウンドに持ち込んでかなり追い込んでいた。2ラウンドはあまりうまくいかなかったけど、願いどおり3ラウンドではカムバックできた」



ウェルター級
●キム・ドンヒョン vs. コルビー・コビントン◯
判定3-0(27-30、25-30、26-30)

コルビー・コビントン

「今回の試合で特に驚いたことはない。オクタゴンでは自分の得意なことを仕掛けてくるだろうと思っていたから、その準備はしてあった。レジェンドと戦えたことは本当に誇りに思っているし、アジアで戦えたこともうれしい。これでウェルター級のランキングトップ10に入れるはずだ。これまでトップ5のファイター以外でキムに勝ったヤツはいないはずだ。キムを打ち負かしたことがあるのはトップの人たちだけ。そこに俺もいるべきだと思っている。ウェルター級では自分が一番完成している。今日は打撃がかなり決まったし、ラウンドもうまくまとめられた。レスリングに頼り切る必要もなかった。次もトップコンテンダーとやりたい。マイ、ウッドリー、誰でもいいからトップファイターと戦いたい」



ウェルター級
●タレック・サフィジーヌ vs. ハファエル・ドス・アンジョス◯
判定3-0(27-30、27-30、28-29)

ハファエル・ドス・アンジョス

「今回の勝利は自分にとって本当に大きい。最後に勝ったのは2016年、もう18カ月も前のことだから、また勝者になれて本当にうれしい。自分の力を示して戦うための15分だったと思っている。フィニッシュを決められることもあるけど、フルラウンドを戦う準備はしていた。試合が進むにつれて自分のコンスタントなプレッシャーに相手が疲れているみたいに見えた。タフなヤツだったけど、自分の勝利への思いと強いプレッシャーが勝利に導いてくれたんだと思う。家に帰って家族と一緒にこの勝利を祝いたいね。でも、今年中に少なくともあと1回はオクタゴンに戻ってきたい」



ライト級
●五味隆典 vs. ジョン・タック◯
1ラウンド(1分12秒)サブミッション

ジョン・タック

「人生の中で今日という日のために準備してきたんだ。自分にとっては大一番。キャリアを決定づけるような大一番だった。五味のようなレジェンドに勝つことは自分にとって後押しにしかならない。グアムからやってきた自分がアジアのベストファイターと戦って勝った。フィリピン、中国、韓国、そして今回は日本のレジェンドだ。これで次のレベルに行ける。これからはトップの中のトップを倒さないと。自分のスキルも能力も疑っていない。自分のやるべきことは分かっている。トップファイターと戦ってオクタゴンの上で自分の力を示したい。道場の伝説になんて誰もなりたくないからね! またトップファイターとやらせてほしい。もっともっと強い相手とやりたい」



ヘビー級
●シリル・アスカー vs. ウォルト・ハリス◯
1ラウンド(1分44秒)TKO

ウォルト・ハリス

「この数カ月、プライベートでいろんなことがあっただけに、この勝利は本当に大きい。息子が病気になったり、家が冠水したり。それでもキャンプはやらなきゃいけないから、気合いで乗り切った。本当に短期間でいろいろなことがあったけど、誠実にやってきた結果が今日の勝利だ。ゲームプランをまとめてくれたコーチが本当にがんばってくれて、何度かプランを守らなかったこともあったんだけど。ずっと取り組んできたことがあったから、それを試合で生かす自信はあったから、絶対に結果につなげてやろうと思っていた。コーチたちのことは110%信頼している。ずっと自分ならやれると信じてきた。ボクシングのヘビー級で最強のパンチを持つデオンテイ・ワイルダーとか、そういう強い相手とトレーニングを積んできたんだ。でも、パンチを打たれても全然見えなくてびっくりした。二度とないようにしっかり考えていかないと。相手を見たら苦しんでいるのが分かった。もうダメだなと思っているような目をしていたから、とにかく身体を引き離されるまではと思って打ち続けたんだ。自分の拳が痛かろうが、肘がいたかろうがずっとね・・・。ただ、絶対に自分では止めるなと言い続けた。止める時はレフェリーが止めてくれると思っていたから。何度か決まって殴り続けていたら止められた」



フェザー級
◯アレックス・カサレス vs. ロランド・ディ●
2ラウンド(5分/3ラウンド目開始にあたってドクターストップ)TKO

アレックス・カサレス

「オクタゴンにいる間はずっと自分はベテランなんだって言い聞かせている。UFCでの経験からそうすることにしたんだ。今日は決めなきゃいけなかったし、力強いフィニッシュが必要だった。相手が自分を打ち負かそうとしていたのは分かっていたけど、カウンター狙いなのは分かっていた。でも、試合が進むにつれてガス欠になったんだろうと思うけど、仕掛けてこようとしなかったんだ。でも、彼はファイターの中のファイターさ。ストップされたけど、戦いたがっていたからね。続けても良かったけど、でも、オフィシャルの言うことは尊重しないといけない」



フライ級
●ジャスティン・スコギンズ vs. 佐々木憂流迦◯
2ラウンド(3分19秒)サブミッション

佐々木憂流迦

「予想していたよりもずっとタフで強くて技も豊富でした。つかみに行ったときに、うまくコントロールできる気がしたんです。かなりパワーが強かったので、体重をすべてかけるのはやめてチャンスを待つことにしました。セコンドから、打ったあとも手を上げて動き続けろと言われたんです。相手がかなり押してきてうるさかったんですが、力みすぎていたのは分かったので、きっとフィニッシュのチャンスはあるから、とにかく待たなきゃと思っていました。もちろん、勝てば気分が良いです。オクタゴンに駆け上れたこともうれしかったですね。何よりも、シンガポールのファンが本当にたくさん応援してくれたので、すべてが本当に素晴らしかったと思っています」



ウェルター級
◯リー・ジンリャン vs. フランク・カマチョ●
判定3-0(28-27、29-27、29-27)

リー・ジンリャン

「対戦相手はスピードも強さもあってびっくりした。かなり強く打ち込んできた。そのせいで2ラウンドはゲームプランを変えてもっと動きながらローキックを決めていかなきゃいけなくなったんだ。最終ラウンドにフィニッシュするチャンスがあったのは分かっていたし、相手がダウンすれば決められそうだったけど、本当にタフであきらめずに向かってきた。でも、自分は3ラウンドを戦い抜くためにトレーニングを積んできたから、時間をかけて勝ちを狙いにいったんだ。試合で足をちょっと痛めたけど、それほどたいしたことはないと思っている」



バンタム級
●クァク・グァンホ vs. ラッセル・ドゥアン◯
1ラウンド(4分09秒)TKO

ラッセル・ドゥアン

「今回の試合はノックアウトを狙っていた。あいつは俺のようなファイターじゃない。試合の後半になるかなと思っていたんだ。2ラウンド目くらい。でも、最初のラウンドでノックアウトできてうれしい。ヤツのキックには驚いた。ふくらはぎにかなり効いたよ。今回の試合で勝ったから、家族を旅行に連れて行って日頃の恩返しをしたい。その後は誰とでも戦うつもりだ」



フライ級
◯井上直樹 vs. カールス・ジョン・デ・トーマス
判定3-0(30-26、30-26、30-26)

井上直樹

「今回がデビュー戦で、自分のパフォーマンスには満足しています。練習した通りのことがしっかりとできたと思います。テイクダウンは予想していましたが、すべてカットできたのでその点も満足しています。全体的な技術を磨いていきたいです。サブミッションのスペシャリストを目指すのではなく、打撃もキックもすべてのスキルをもっとうまくしていきたいです」



女子バンタム級
●キム・ジヨン vs. ルーシー・プディロヴァ◯
判定3-0(28-29、28-29、28-29)

ルーシー・プディロヴァ

「今日は戦略を変えて自分のグラウンドゲームを見せたかった。ボクシングと打撃が得意なのは皆に知られているけれど、打撃に固執するんじゃなくてグラウンドテクニックを使いたかったの。キムはチャンピオンファイターだし、経験も豊富。もうちょっとでギロチンチョークでフィニッシュを決められそうだったけど、やっぱり彼女はタフなファイターで本当に経験が豊富なんだと思う。もっともっとトレーニングを積んで、また勝てるようにがんばるわ」


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