コロラド州コロラド・スプリング出身であるジェレミー・キンボールのデビュー戦は、マルコス・ホジェリオ・デ・リマと戦う予定だったジョン・フィリップスの代役を試合7日前に承諾するという厳しい形で幕を開けた。
その試合でリマに敗北を喫するまで、キンボールは元ジ・アルティメット・ファイター(TUF)の有望株であるコーディー・ムンマやマット・ヴァン・ビューレンらを相手に4連勝を達成している。26歳にして20戦を経験したベテランファイターのキンボールは、キース・ベリー、チディ・ニョカニー、ドリュー・マクフェドリーズにも勝利を収め、最後に地元で敗北したのはUFCのミドル級に長年参戦するクリス・カモッツィ戦だった。
今回はしっかりとトレーニングに取り組めるキンボールにとって、日本時間26日(月)開催のUFCファイトナイト・オクラホマシティに組み込まれたライトヘビー級の一戦は初戦の黒星が環境によるものに過ぎないことを証明する良い機会になる。今の同階級はオープンな状態にあり、ジョシュア・スタンズベリーとの対決で強さを発揮できれば“グリズリー”ことキンボールの前に道が開けるはずだ。