イタリア対ブラジルの国際戦は伊のヴィットーリに凱歌

日本時間6月26日（月）、アメリカ・オクラホマ州オクラホマシティで開催されたUFCファイトナイト・オクラホマシティにて、ヴィトー・ミランダとマービン・ヴェットーリによるミドル級戦が行われた。

ブラジル出身のミランダとイタリア出身のヴェットーリによる国際戦となったこの試合はサウスポーのヴェットーリがジャブでプレッシャーをかけ、対するミランダが回りながらローを返す展開が続いた。終始プレッシャーをかけ続けたヴェットーリはミランダ必殺の左ハイも距離を詰めて威力を殺し、蹴り足を取ってのテイクダウンを決めている。

第2ラウンドに入ると、コツコツとローやジャブを放つミランダの一方で、ヴェットーリのプレッシャーが弱まる。ミランダは強烈な左のローを入れてから左ハイにつなぐものの、警戒しているヴェットーリがしっかりブロック。その後、ヴェットーリはミランダの背中に回ってテイクダウンを成功させ、上からパウンドを当てた。

最終ラウンド、ミランダは頭を振ってジャブとローで前に出る。下がるヴェットーリに対してミランダは右アッパーや右肘を当てるも、ヴェットーリは組みついてボディロックを組んでテイクダウンに成功。試合終了まで上の体勢をキープしてみせた。

判定は3-0（30-27、30-27、29-28）でヴェットーリの勝利を支持している。