Invicta FCのランキングを駆け上がってきた最も有望な若手の一人である女子バンタム級のアスペン・ラッドは、日本時間7月8日（土）に開催されるジ・アルティメット・ファイター（TUF）リデンプションフィナーレを舞台にジェシカ・アイとの対戦でUFCデビューを果たす。ラッドにとって、この一戦はバンタム級の出世頭となってランク上位につける好機だ。
22歳のラッドは5戦5勝という記録でキャリアをスタートさせた。これらの勝利は全てInvicta FCで挙げたものであり、うち4回でレフリーのストップが入っている。プロ2戦目でTUFファイナリストのアマンダ・クーパーを破ったラッドは容赦ないテイクダウンとそこからの苛烈な打撃で結果を出し続けてきた。
対するアイは4連敗中だが、同階級でも最高の選手たちと相まみえた結果であり、MMA Goldのメンバーとして経験という面ではラッドを大きく上回っている。しかし、だからこそこの対戦がラッドにとって大きなチャンスになっているのも事実だ。
オクタゴン初戦で経験豊富なベテランと対峙するチャンスを得る者は少ない。ラッドはまさにその機会を手にしたのであり、ここで連勝記録を伸ばすことができればこれからの女子バンタム級にはアスペン・ラッドの名が繰り返し登場することだろう。
