アルブが果敢に膝を打ち込んでいくが、カランに返されてマウントポジションを取られる。難を逃れたアルブと切り崩したいカランはお互いに厳しいパンチを打ち合い、相手に主導権を握らせまいと攻めに集中した。
カランの首に腕をかけてテイクダウンに持ち込んだアルブはマウントポジションからパウンドで攻撃。一方のカランは足を使ってアルブの拘束を解くとケージに追い込んで膝蹴りを見舞うが、ガードが下がったところにジャブを決められて削られてしまう。
第3ラウンドもここまでと同様に、相手が打撃を繰り出せば打撃で返す勢いのある展開となり、グラウンドゲームでも上を取ればパウンドで攻め、下からも関節技を仕掛けていく流れが続いた。
フルラウンドの末、3名のジャッジはいずれもアルブの勝利を支持している。
WOW!! @KailinCurran lands a beautiful combo in the third! #UFC214 pic.twitter.com/FmbXh4jHK8
— #UFC214 (@ufc) July 29, 2017
女子ストロー級 5分3ラウンド
●ケイリン・カラン vs. アレクサンドラ・アルブ○
判定3-0(28-29、28-29、28-29)
(アルブは予防措置として検査を受けるため病院に搬送されたため、コメントなし)