日本時間8月6日(日)、メキシコのアレナ・シウダ・デ・メヒコ(メキシコシティ・アリーナ)でUFCファイトナイト・メキシコシティが開催され、バンタム級のホセ・キノネスとディエゴ・リバスが対戦した。
地元ファンの大歓声を後押しにオクタゴンへと踏み込んだメキシコ出身のキノネスは開始直後から積極的に動き、ワンツーやジャブで攻撃を組み立てる。リバスに組み付いたキノネスがテイクダウンを狙うも倒すことはできず、いったん中央に戻った両者はミドルキックやローキックなど足を使った攻撃を中心に打ち合った。
第2ラウンドではここまで手数の少なかったリバスが動きを活発化させ、右の拳をキノネスに命中させてダウンを取る。ステップを使ってリズムを取り戻そうとするキノネスはリバスがミドルキックを放ったところ、足を捕らえてテイクダウン。マウントポジションからパウンド、鉄槌を浴びせたキノネスが関節技に持ち込んだがフィニッシュには至らず最終ラウンドを迎えた。
拳を合わせるのではなく抱擁を交わして始まった第3ラウンドは2人とも残る力を振り絞って有効打を放っていくも、明らかな疲れも見せており、決定打を欠いたまま5分が終了。勝敗は判定に委ねられた。
3名のジャッジともにキノネスの勝利を支持し、ユナニマス判定でキノネスに軍配が上がっている。
バンタム級マッチ 5分3ラウンド
○ホセ・キノネス vs. ディエゴ・リバス●
判定3-0(30-27、30-27、30-27)
(コメントなし)