強打のロンバードをスミスが撃破

UFCファイトナイト コメント 試合結果
UFCファイトナイト・ピッツバーグ:ヘクター・ロンバード vs. アンソニー・スミス【ペンシルバニア州・アメリカ/2017年9月16日(Photo by Josh Hedges/Zuffa LLC/Zuffa LLC via Getty Images)】
UFCファイトナイト・ピッツバーグ:ヘクター・ロンバード vs. アンソニー・スミス【ペンシルバニア州・アメリカ/2017年9月16日(Photo by Josh Hedges/Zuffa LLC/Zuffa LLC via Getty Images)】
日本時間9月17日(日)、アメリカ・ペンシルバニア州ピッツバーグにあるPPGペインツ・アリーナでUFCファイトナイト・ピッツバーグが開催され、ミドル級のヘクター・ロンバードとアンソニー・スミスが対戦した。

長身のスミスに果敢に向かっていくロンバードはタックルを退けながら的確な打撃で応戦。激しい打ち合いで始まったものの、第1ラウンド半ばを前に両者が距離を取って動きが減る。リーチの長いスミスのパンチを見事に避けるロンバートは懐に飛び込みながら力強く打っていった。

ローキックでスミスを崩そうとしたロンバートはスキを突いて背後にまわり、ケージに押し込んでテイクダウンを狙ったが、スミスに返された後、足を滑らせてしまう。それでも、ロンバードはマウントポジションを取ろうとするスミスの足をつかんで難を逃れた。

最終ラウンドは足技で攻撃し合った後、ロンバードを挑発する仕草を見せたスミスの足取りは重くなり始めていたが、右のカウンターをヒットさせるとダメージを受けたロンバードがややふらつき、そこに追い打ちをかけたスミスがダウンを奪ってノックアウト。レフェリーが止めに入り、ロンバードのプレッシャーを跳ね除けてスミスがTKO勝利を飾った。

ミドル級マッチ 5分3ラウンド
●ヘクター・ロンバード vs. アンソニー・スミス○
3ラウンド(2分33秒)TKO

アンソニー・スミス


「これが本当の家族ってものかな。いろんな場所でトレーニングをしてきたけど、本当の家族のように感じたことは一度もなかった。キャリアを通してずっとスコット・モーガンについてもらっている。ずっと2人きりだったし、いろいろなことがあった。ファクトリーXを見つけてからはここがホームだって思うようになった。たくさんの手強い相手と練習する。誰も知らない本当に小さなジムだけどね。年を取らせてもらえずに若くいろと言われているようなものさ。でも、こういう試合をずっと待っていた。新しいキャンプと、さっきも言ったけど、自分は遅咲きで成熟もしている。人生をかなりシンプルにできたと思う。家族とファイトだけ。185パウンド(ミドル級)でも205パウンド(ライトヘビー級)でもいい。体重の管理は問題ない。205パウンドには大きなチャンスがあると思っているし、ミドル級では自分が数少ない上にいける一人だとも思っている。アレクサンダー・グスタフソンとやれるヤツがどれだけいる? 俺なら体格も問題ない」
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