3ラウンドを通して大きな盛り上がりを見せた試合ではなかったものの、第1ラウンドでトゥアリをテイクダウンし、優位に立ったアウヴェスが終始、試合をコントロールして勝利を引き寄せている。打撃数ではアウヴェスが46回、トゥアリが51回と下回ったものの、有効打数は38回のアウヴェスがトゥアリの30回を上回った。
ウェルター級マッチ 5分3ラウンド
●サリム・トゥアリ vs. ワーレイ・アウヴェス○
判定3-0(28-29、28-29、27-30)
ワーレイ・アウヴェス
「直前で対戦相手が変わるのは変なことだし、まったく違うスタイルの相手と戦わなければならなくなった。それに、敗戦後の試合だから、戦い方をもっとコンサバにして、何も間違わないようにしないといけなかった。今回の勝利で戦いに戻れたって感じかな。今日は勝利が必要だった。これで戦いの場に戻れたと思うから、いい試合を続けていきたい。復活だぜ! 正直、ポーランドの人たちの暖かさにびっくりしている。敵地に乗り込むのには慣れているから、とにかく勝って勝利を持ち帰ろうと思っていた。今度、試合でポーランドに戻って来る時は俺がみんなのお気に入りになっていられるよう願っている」
サリム・トゥアリ
「今回の試合に挑むにあたって一番恐れていたのは自分の体力。5日前に試合を受けたから、どこまでいけるか確信がなかったんだ。だからたぶん、今日は勝利に十分なことができなかったんだと思う。何度かパンチも受けたしキックも打ち込まれたけど、どの打撃も全然効かなかった。自分のパフォーマンスにはまったく満足していない」
BY UNANIMOUS DECISION!@WarlleyAlvesMMA earns a hard fought victory. #UFCGdansk pic.twitter.com/Fk03l86vfI
— UFC (@ufc) 2017年10月21日