Massive respect between these two ..
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オーソドックスのセラーニはサウスポーのティルを相手に序盤からテイクダウンを仕掛けていく。それを退けたティルはテンポよくジャブを打ち込みながら、ハイキックも取り入れて攻撃を組み立てた。ティルをケージに押し付けたセラーニは膝を入れていくが、身体を返されてスタンディングに戻る。ティルにパンチと蹴りを食らったセラーニはダメージを受けた様子を見せながらもアゴを引いて体制を立て直し、足を使って前に出た。しかし、ティルの強烈な左の一発を浴びてしまったセラーニは足元がふらついたところに連打を浴びて、最後はレフェリーが止めに入り、試合終了。
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ウェルター級マッチ 5分5ラウンド
●ドナルド・セラーニ vs. ダレン・ティル○
1ラウンド(4分20秒)TKO
ダレン・ティル
「トップ10にいる、自分にとっては史上最高のファイターのカウボーイ・セラーニに勝ったんだ。今日の試合は一生、忘れない。キャリアで一番大きな試合だった。カウボーイがチャンスをくれたから、俺はそれを両手で受け取った。できれば今は名前も知っていてくれるとうれしいんだけどね。でも、後からバーで彼のためにビールを買ってちゃんと自己紹介するつもり。マクレガーとアルドを見てみなよ。アルドがずっと支配していて、ものすごく圧倒的だったのに、若くてハングリーでトラッシュトーク好きなヤツが現れてぶっ倒してしまった。今回がそれと似ていると言えると思う。カウボーイから何かを奪ったわけじゃないけど、彼はもうずっと長くやっているし、これからは俺の番だ。長くキャリアを続けていくつもりだし、もうそろそろバトンを渡す頃だろう。それを受け取るのが自分だと思っている。今はタイトルに挑戦したいと言うつもりはない。準備もできているし、チャンピオンに勝てるとも思うけど、敬意を表して、今はチャンピオンに挑まない。ただ、心の奥底では間違いなくいつかチャンピオンになってやると思っている。それには一切の疑問がない。今日はリバプールからたくさん人を連れてきた。地元に帰ると、写真を求められたり声援をもらったり、動けないくらいだ。本当に圧倒される。カウボーイを倒した今、リバプールでUFCをやる時だ。今しかない」