その入場を大歓声で迎えた観客の声援を後押しに、勢いをつけるカルロスJr.はジャブとキックを織り交ぜながら攻撃のタイミングを図る。右のハイキックを受け止められながらも体勢を変えてケージに押し込んだカルロスJr.がテイクダウンに成功し、マウントポジションを取る。マーシュマンが必死の抵抗を見せる中、素早く背中にまわったカルロスJr.がチョークを極めてタップアウト。第1ラウンドでマーシュマンに一本勝ちしたカルロスJr.がファンを沸かせた。
Quick work!@CaraDeSapatoJr taps Marshman in round 1! Wow!#UFCSP pic.twitter.com/FBiSVWBB14
— UFC (@ufc) October 29, 2017
ミドル級マッチ 5分3ラウンド
アントニオ・カルロスJr. vs. ジャック・マーシュマン
1ラウンド(4分30秒)サブミッション(リアネイキドチョーク)
アントニオ・カルロスJr.
「これまでフィニッシュされたことのない相手だけど、俺は第1ラウンドでフィニッシュするつもりだと言っただろ。それをやったまでだ。どんなチャレンジでも覚悟はできている。たくさんのアイドルたちがもうじきリタイアだ。俺がブラジルを率いてこの階級のトップを狙い続ける。UFCデビューを果たしたこの場所で勝つなんてものすごくミラクルだ。この場所にはいろんな思い出があるし、ここに来られたことが最高だ」