9月末のUFCファイトナイト・ジャパンで岡見勇信を下して勝利した“OSP”ことサン・プルーは直前の試合オファーを受け入れてオクタゴンに上がっている。序盤にアンダーソンにテイクダウンを決められて追い込まれたサン・プルーだが、ケージ際で立ち上がってブレイク。それでも、勢いをつけるアンダーソンが再びサン・プルーにプレッシャーをかけ、スピニングエルボーを打ち込んだ。ラウンド終盤に盛り返したサン・プルーが強烈なパンチでアンダーソンを崩しにかかるも時間切れ。
第2ラウンド序盤はサン・プルーが左のハイキックをアンダーソンにクリーンヒットさせたが、マウスピースが飛んでしまい、いったんレフェリーが間に入る。サン・プルーにまたも一撃を食らったアンダーソンはタックルから攻撃を仕掛け、テイクダウンを成功させてサン・プルーの背中を取る。身体を持ち上げようとするアンダーソンから逃れたサン・プルーはプレッシャーに耐えて第2ラウンドを乗り切った。
アンダーソンに疲れが見え始めた第3ラウンド、サン・プルーのストライキングが決まり始め、最後は左のハイキックでアンダーソンをマットに沈めた。
Head kick! 😳#UFC217 pic.twitter.com/DNzqSP2I70
— UFC (@ufc) November 5, 2017
ライトヘビー級マッチ 5分3ラウンド
○オヴィンス・サン・プルー vs. コーリー・アンダーソン●
3ラウンド(1分25秒)KO
オヴィンス・サン・プルー
「第1ラウンドはかなりおもしろかった。何度か相手に捕まってしまい、打ち込まれもした。第2ラウンドはあのハイキックで相手を捕まえ、3ラウンド目にも一発かませてノックアウトだ。1カ月前、ラティフィが自分の名前を言っていたから、今日はこちらが言う番だ。12月30日のラスベガスでやろう。準備万端だ!」