日本時間11月19日(日)、オーストラリアのクードス・バンク・アリーナでUFCファイトナイト・シドニーが開催され、フライ級のジェネル・ラウザとエリック・シェルトンが対戦した。
開始の合図と同時に積極的に攻めていくシェルトンに対し、ラウザはテイクダウンからマウントポジションにつなげたが、シェルトンがうまくかわしてスタンディングに戻し、逆にラウザの背後にまわって引きずり下ろす。立ち上がった後もペースを落とさずに攻めるシェルトンが勢いのあるタックルからテイクダウンを決めて最初の5分間が終了。
リズムに乗ったシェルトンは2ラウンド目以降もラウザを寄せ付けず、要所でテイクダウンを奪いながら、圧倒的な打撃数と有効打を記録していく。フィニッシュはならなかったものの、ユナニマス判定でシェルトンがラウザを下した。
フライ級マッチ 5分3ラウンド
●ジェネル・ラウザ vs. エリック・シェルトン○
判定3-0(27-30、26-30、25-30)
エリック・シェルトン
「自分をサポートしてくれた神とコーチ、チームに感謝しないとね。UFCキャリア初勝利を挙げられて最高の気分だ。今回の試合前にも何度か惜しい試合はあったから、今日は自分の力を示さないといけないと思っていた。コーチたちも自分も、マットだろうとスタンディングだろうと自分たちが圧倒しないといけないことは分かっていたから、ずっとペースを上げてどのラウンドでも相手を上回るようにがんばった。今の勢いを維持していきたいから、できるだけ早く試合が死体。相手は誰だろうと構わない。とにかく試合を続けて勝ち続けたい」