打撃の応戦でミーンズに打ち勝ったムハマッド

UFCファイトナイト コメント 試合結果
UFCファイトナイト・シドニー:ティム・ミーンズ vs. ベラル・ムハマッド【オーストラリア・シドニー/2017年11月19日(Photo by Josh Hedges/Zuffa LLC/Zuffa LLC via Getty Images)】
UFCファイトナイト・シドニー:ティム・ミーンズ vs. ベラル・ムハマッド【オーストラリア・シドニー/2017年11月19日(Photo by Josh Hedges/Zuffa LLC/Zuffa LLC via Getty Images)】
日本時間11月19日(日)、オーストラリアのクードス・バンク・アリーナでUFCファイトナイト・シドニーが開催され、ティム・ミーンズとベラル・ムハマッドによるウェルター級マッチが行われた。

序盤からジャブを打ち合う両者は足技を織り交ぜながら相手にダメージを与えていく。お互いに何度か鋭いパンチを食らったものの、互角の打撃戦が続く。第2ラウンドも打撃の応酬で始まり、ムハマッドがミーンズからテイクダウンを奪ったが、すぐにスタンディングに戻る。再び打ち合いになり、ミーンズが相手の鼻を狙ったパンチや膝を入れてプレッシャーをかけた。

最後の5分間はムハマッドが勝負をかけにいき、長身のミーンズの懐に飛び込みながら左右のフックを当てていく。ミーンズもハイキックで応戦し、タックルに打って出たムハマッドを退け、膝で反撃している。打ち合いの流れは最後まで変わらず、終盤は両者が最後の力を振り絞って有効打を奪いにいった。

3名のジャッジは判断が分かれたものの、2-1でムハマッドに軍配が上がっている。

ウェルター級マッチ 5分3ラウンド
●ティム・ミーンズ vs. ベラル・ムハマッド○
判定2-1(28-29、28-29、29-28)

ベラル・ムハマッド


「これまでのUFCキャリアで最大の勝利だ。レスリングマッチになりそうだと思われていた試合の最後が乱闘になったけど、俺はとても楽しかった。相手までの距離が問題だったから、とにかく踏ん張って前に出ていった。次はコルビー・コビントンとやりたい。UFC、頼むから試合を組んでくれ!」



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